敏子)

197「灯台下暗し(とうだいもとくらし)、秋吉敏子(龝吉 敏子)その2」

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灯台下暗し(とうだいもとくらし)、秋吉敏子(龝吉 敏子)その2

一昨日、秋吉敏子の事書いたけれど
なんと
当方で秋吉さんのインタビューを行うという事を今日聞いた。
しかも今日。
知らなかったとは言いながら、素晴らしいことではないですか!
で、ついでに確かめたところ
ミュージック・エアのインタビュー番組「MAヘッドライン」での
最近のラインナップは
キャンディー・ダルファー、渡辺香津美、木村大、ロイ・エアーズ
などなどなんだと。
http://www.musicair.co.jp/special2/index.php?id=635
宣伝になっちまった、許されよ。
でもさあ、仲間たちよ、なかなかやるじゃないか、良いラインナップだよ、
がんばっているんだね。

で、さらに灯台下暗しなんだが
先日のコラムン書いてすぐに、敬愛する知人から
今日、横浜野毛の「ちぐさ」で
「開運橋ジョニー照井さんを囲む会&金本麻里ミニライブ」
が開催されるというお知らせが来た。
穐吉・タバキンに認められた金本麻里のミニライブと、
東北の秋吉さんのツアーの関係者
開運橋ジョニーの照井さんを囲む会だそうだ。
どうにか行きたいと思っている。
http://noge-chigusa.com/

今回はこんなところで。

That's無学
高校生まで
灯台下暗し(とうだいもとくらし)は
東大元暗し、で
東京大学というところは元は暗かったんだ、と嫌なところだと思っていた、本当。
これが
当時受験先、進学先を決めるときに、東大を避けた理由だ、これは嘘。

今回の一言:
本文とは関係ないが、
ニュースで知った、
ユーミンが叙勲ですと・・・
昔、大橋巨泉の番組で「こんな物いらない」というのがあった。
真っ先に「こんな物いらない:勲章」
という事で取り上げていたことを思い出した。
全く同感だ。







196「ミュシャ展に行ってきた。GOOD!しかし混んでいた&秋吉敏子(龝吉 敏子)」

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ミュシャ展に行ってきた。GOOD!しかし混んでいた&秋吉敏子(龝吉 敏子)

GW前半の最終日
ちょいと時間があったので
六本木ヒルズの森アートやっている
ミュシャ展に行ってきた。
http://www.ntv.co.jp/mucha/

凄く良かった・・・がしかし、混んでいた。

ミュシャとは
不勉強な私は
同時代のロートレック同様に
退廃的な、不真面目な、というか、単にモードを追っかけた
流行デザイナーと決めつけていて
・・・そのころのそしたパリ文化は好きではないので・・・
ほとんど興味がなかった。
しかし、今回、大きく展覧会が開催されることになり
少し学んでみたところ、とんでもございません、
ああ、ロートレックと混在させていた自分を大きく反省しました。

簡単に紹介すると
チェコ出身で
1900年前後のパリ
アールヌーボーを代表する商業アート、ポスターで
大成功をおさめった、デザイナー。
しかし彼は単にそうした一過性のデザインの世界に満足できずに
1900年のパリ万博の際にスラブ民族の館の監修にかかわることにより
改めて自分のアイデンティティー、出身、民族としての在り方に目覚める。
以後、名声を捨ててアメリカにわたり
見事にその信を全うし、アメリカはもちろん
チェコの民衆を中心多大な支持と尊敬の念を込められ現代に語り継がれることになり、
その作品は今も愛され続けている存在であると。
活動の前半は商業デザイナーではあるが、実はその仕事の中には既にスラブ民族としての
特徴をアレンジして取り入れ、それが当時のアールヌーボーの流れに強く受け入れられ
さらいその流れ自体に強く影響を与えたという事も事実。

ここで話は秋吉敏子(龝吉 敏子)の事に飛ぶ。
先日からブルーノート東京で
龝吉 敏子が久しぶりに、彼女のビックバンドを引き連れてコンサートを行っている。
私は行く予定です。
龝吉 敏子といえば、日本に本当のJAZZを入れた偉大なミュージシャン。
もちろん本場アメリカでもその名声は不動。
でだ、彼女がJAZZの本場で認められた大きな部分は
本場のJAZZの要素を消化して取り込んだという事だけでなく
日本人として、そのアイデンティティー、出身、民族としての在り方を
その作品に込めて完成させたという事だ!
彼女の作品との出会いは私が16歳ぐらいの時に発表された
夫ルータバキンとのビックバンドでの作品、アルバム
「ロングイエローロード」。
記憶が間違っていなければ、このイエローとは黄色人種の自分のルーツを表していたんじゃないかな?
で、個人的に好きなのはそのあとのアルバム「ロード・タイム」の最初の曲
「チューニング・アップ」。
この曲は曲名通り、ビックバンドのメンバーがそれぞれの楽器のチューニングを合わせる(チューニング・アップ)
シーンから始まる、おちゃめな作品。
そのライブを久しぶりに
見に行くんだ!!
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/toshiko-akiyoshi/


話は戻る。
ともかく
地に足を付けたクリエイテイビティーと言ったらよいのか
先のミュシャ、そして龝吉 敏子
こうした本当の活動、信念に基づく作品に
私は感動してします。

本当。


今回の一言:
ミュシャ展で一番感動したのは娘をモデルにした作品「ヤロスラヴァの肖像」
この絵のまなざしに見つめられて、ひと時動けなくなった。
チカラとは何だろう。
20130429_120212












プロフィール

ビバップ犬

CS音楽専門チャンネル、ミュージック・エア(スカパーch.271/スカパーe2 ch.326/全国のケーブルTVで放送中)を立ち上げた張本犬。音楽は主にジャズが好きでドラムも叩ける、と自負する、ゴールデンレトリーバー。オヤジ世代の代表として、上質な音楽を紹介します。

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