「モンゴルの孤児院の子供達によるコンサート・太陽のコンサート2012」

先日書いた
モンゴルの孤児院で暮らす子供達によるコンサート
「太陽のコンサート2012」に行って来ました。
よかった、本当に良かった。
民族楽器の演奏
(なじみの無い楽器などなので以下勝手にURL引っ張ってきました)
・馬頭琴
http://saisaibatake.ame-zaiku.com/gakki/gakki_jiten_morin_khuur.html
・シャナガンホール(ベースのような役割)
http://saisaibatake.ame-zaiku.com/gakki/gakki_jiten_shanaganhuur.html
・琴(ひざに乗せて演奏する)
http://homepage2.nifty.com/eastwing/amar-koto.htm
・ヨーチン(ばちで弦をたたく)
http://www.geocities.jp/atsukoymym/yanginfo
の演奏、
ホーミー(一人で倍音を出して歌うモンゴル独特の声楽)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%BC

自宅にホームステイしてくれていた二人の女の子もしっかり出演。
琴と民族舞踊、そして二人ともアクロバットも披露して凄かった、これ本当。

That'学:
モンゴル音階は日本音階同様5音で形成されている。
なのでか、
モンゴルの曲の流行歌の中には
ほとんど昭和期の歌謡曲と間違えちゃうような曲が多い。

第一部は主催しているNGOユイマールの
代表照屋朋子さんによる講演。
彼女達の活動は前に書きましたので略しますが
この講演で新たなことを話していたので
その部分だけ触れます。
というのは日本の話です。
日本では約3万人の孤児がいて保護されている。
しかし、実は彼らも孤児院にいる間にはけっして満足な教育、ケアがされることが少なく
多くの孤児が成長し孤児院を出手から先
社会の出てからも
生活保護を受けているという現実・・・知らなかった。
もちろん、モンゴルでも日本でも
関係されている方達は真剣に孤児への支援に取り組んでいてくれていることは確かだと思うが、
ただ、現実には世界中で、このような不の連鎖があるということだ。
なので、小さな取り組みかもしれないが、ユイマールの活動が
その連鎖を断つケーススタディーになれば
それが世界的なレベルに広がればと
熱心に活動している。

この後
13日の銀座、25日の沖縄でのコンサートがある。
チケットはまだまだあるとの事で
御用とお急ぎでない方、モンゴルの風に吹かれてみたい方
ぜひともお運びください。
http://yuimar-concert.org/

ホームステイの間
子供達は私が帰宅すると
どこにいても玄関に飛んできて
ハグをしてくれた。
彼女達にとってホームステイ先の私達は
生みの親ではないが
実在する本当の親同然に思っていてくれていと聞かされた。
日本のお父さんとお母さんだそうだ、照れるぜ・・・。
モンゴルは特に親子の関係が濃密で
大学生になっても親と手をつないで歩くし
携帯電話の待ち受け画面が両親だったりすることは
ごく普通のことだそうだ。
なので彼女達は町で親と歩く友達を見かけたときに
本当にさびしい思いをしているとの事で
実は凄くうらやましい思いをしているんだと。
なので
本当、私達と歩くだけでもにこにこしてくれていた。


今回の一言:
オレの魅力じゃない
家族の愛だ、そりゃ、わかってるよ。
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