今城純（イマシロジュン）展ポーラミュージアム・アネックス

クリスマスシーズンが来ました。
銀座のポーラミュージアム・アネックスでまさにクリスマスまで
開催されている今城純の写真展、見てきました。

http://www.po-holdings.co.jp/m-annex/exhibition/index.html

このミュージアム、銀座の真ん中にあり
無料で入れるミュージアム。
私は時々行くのですが、
今までに、あのバイオリンの名器ストラディバリウスを展示していたりと
小振りではあるけれど、なかなか興味深い催しがある。
今回の今城純展はドイツとフィンランドの主に冬のシーンを撮影している作品だ。
別に何も飾ることなく、北ヨーロッパのごく普通の生活風景を捉えているところが
心温まる空気を感じさせてくれる。
特に作品内で複数あらわれてくる少女達の笑顔は黄金です。

お勧めの一展

今回の一言：
無料は良い。
そして何より
空いていてゆっくり拝見できるのがよい。
ひとたび外に出ると、世の中はごたごたしているし。

コラムン２９：ストラディバリウスと松屋牛丼、さりとてオアシスのライブ

先日の朝日新聞記事をほぼそのまま記します。

「現代バイオリンに軍配」
　パリ大学などの仏米研究チームが
約３００年前に製作されたバイオリンの最高峰名器ストラディバリウス３丁と
現代の高級バイオリン３丁を
プロ奏者２１人に目隠しで引き比べてもらったところ
１３人が現代のバイオリンのほうが好ましいという結果であったという内容を
米科学アカデミー紀要電子版に発表した。
　実験はインディアナポリス国際バイオリンコンクールの際に行われ
１３人はその受賞者や審査員が含まれていた。
　研究チームは名器の歴史的評価や超高価格が先入観になっていると指摘。
奏者が楽器の質を適切に評価できるようにする研究が望ましいと提言している。
と。
これを受けて朝日は表題を
「現代バイオリンに軍配」と書いている。

おいおい、
楽器とはそれを弾く曲、時代、環境、相性、個性そして好みなどが
縦横無尽にかさなりあって判断されるもので
どちらが勝ったとか負けたとか
言われる筋合いのものではないのですね。
ここで急に池上さんみたいになってしまいますが
朝日新聞のこの表題を付けた
整理部の人間の浅さが見えてしまいましたね。

同日の記事で
松屋が１６日から牛丼の並を４０円下げて２８０円に、
これで業界最安値のすき屋に並んだと。
はてさて、２８０円同額で
いったいどちらのほうに軍配が上がるか
整理部に行って聞いて見ましょう。

That's 学：
ウィーンフィルの楽器は個人持ちではなくすべて
古くから連綿と引き継がれてきた楽団保有の楽器を
楽団員それぞれに貸し与えられているだってさ。
だから楽団特有なあの音しか出ないんだと、納得しますねぇ。　

ちなみに「紀要」ってなんだか知らなかったので調べた。
【大学（短期大学を含む）などの教育機関や各種の
研究所・博物館などが定期的に発行する学術雑誌のこと】
なんだってさ。

今日の一言：
オレだって
かつてはスティーブ・ガットと
同じスティック使ってたんだ。
でも
何で音が違ったんだ、ぇえ、何だってんだ。

ＰＳ
ミュージック・エア
来日特集　
ノエル・ギャラガー来るぞ。
となりゃ週末は
オアシス/2000年にロンドン、ウェンブリースタジアム
だわな。
1月15日（日）14:00でんがな
http://www.musicair.co.jp/recommend/?id=429