クリント・イーストウッド

166「クリント・イーストウッドだ、彼は私にとって『人生の特等席』だ」

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
クリント・イーストウッドだ、彼は私にとって「人生の特等席」だ

クリント・イーストウッドが久々の俳優のみでの登場
・・・というと変な表現ですが、
新作映画「人生の特等席」が公開される。
これは彼を大好き人間の私としては
一言触れずにはいられないのです。
前にこのブログでクリント監督の作品のよさに触れ
バードとセンチメンタル・アドベンチャーという
音楽映画の事を書いたのでそちらもご覧ください。
http://musicair.ldblog.jp/archives/18993787.html

彼は
2008年の作品
「グラン・トリノ」
http://wwws.warnerbros.co.jp/grantorino/#/top
を最後に俳優後進に譲って監督業に専念すると言った。
クリントファンの私としてはとても残念だったのだけれど
本作品で帰ってきてくれた。
それも監督は盟友ロバート・ロレンツに任せて
俳優として専念で登場。たまりませんね。
このロバート・ロレンツはクリントの作品では
「ミスティック・リバー」
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD4355/
「硫黄島からの手紙」
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD9694/
などのアカデミー作品を初め
多くの作品でプロデューサーとして活躍している人物。
まあ、今回は、
「いつか僕も監督ちゅーモンをやってみたいんだぜ、クリント君」
と盟友に言われていたことの、お約束を果たしたというものっでもある。
まあ、ロバートさん、新人としての場を
クリントという大物でデビューできたということは、
そこんところが重大で、十分自分のデビュー監督としての点数を
かさ上げできたことは確かだろう。
内容は・・・年老いた大リーグのスカウトマンと
仲たがいしている実の娘との・・・、
まっこれ以上は見ればわかりますね。

で、この場で私がまだ言及していなくて
触れなくては成らないこと、
そう!映画
「セロニアス・モンク /ストレート・ノー・チェイサー」
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=12841

これはJAZZピアニスト/セロニアス・モンクの記録映画だが
クリントが製作、総指揮をしている(監督は別)
JAZZ、音楽に愛を注ぐクリント・イーストウッド
彼は本当に本物です。

いやーー今回はまたまた偏った内容でした

Tha's学:
クリントというと
マカロニ・ウェスタンというイタリア製西部劇を思い起こす方も多いと思う。
実はこのマカロニ・ウェスタンとは日本独特の言い方で
アメリカやイタリアではスパゲッティ・ウェスタンとよぶ、本当。

今回の一言:
ストレート・ノーチェイサーとバーのカウンターで一度言ってみたいんだけどなぁ・・・

吠えろコラムン154:JAZZ映画「ラウンド・ミッドナイト」「バード」

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
JAZZ映画「ラウンド・ミッドナイト」「バード」

昨日、久しぶりにJAZZ映画「ラウンド・ミッドナイト」の事書いて
もう少し書きたくなっちゃいましたので、
お急ぎじゃない方は今一度お付き合いください。
結果つまらんかもしれませんが
ご容赦を・・・・。

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%83%88-DVD-%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%82%A8/dp/B0050ICNDO/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1350357012&sr=8-1


デクスター・ゴードン主演
名サックスプレイヤーでありながら
役者としての、
彼のあまりにも渋い演技に当時(そう、もう四半世紀前)
まだ20代だった私でも、憧れてしまった。
映画見て、レーザーディスクまで買って、何度も見直した。
そう、レーザーディスク、LDですね、当時は。
パイオニアが出してて成功して、
対するビクターがビデオディスクというのを出して対抗したが負けてしまい、
その後ビクターは会社自体が実質無くなっちゃうし、パイオニアも同様の道を歩んだよね。
そうそう、当時ワーナーパイオニアなんていうレコード会社もあった。
東芝EMIという会社もあったけれど
どちらももう無い・・・・・時代は流れてんだよね・・・・・。

話を戻す。
ラウンド・ミッドナイトは奇才のピアニスト、セロニアス・モンクの曲で
マイルス・デイビスの演奏がもっとも有名かな、
彼の場合はアバウトを入れてラウンド・アバウト・ミッドナイトと記しているけれど同曲。
映画では当時アメリカで既に廃れてしまったJAZZが実はフランスはじめヨーロッパで花開いていて
多くの名演奏が残されているという事実に基づいている。
番組宣伝になるがミュージック・エアで放送している
「人生で一度は聴かなきゃいけないJAZZシリーズ」
はまさにこの時期ヨーロッパで演奏された至極の名演のライブ番組。
近々では
「ジョン・コルトレーン:ライヴ・イン・ドイツ&ベルギー」
http://www.musicair.co.jp/timet/?rm=detail&id=150188

等々。
それこそ映画のような世界が実際に繰り広げられていた証明のような番組だんだな。


ところでJAZZ映画というと私にはもう一つ直ぐに頭に浮かぶ作品がある。
クリント・イーストウッド監督作品の『バード』(Bird)。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89-DVD-%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89/dp/B002JQL37M

こちらはJAZZをこよなく愛するクリント・イーストウッドが
モダン・ジャズ、ビ・バップを確立した大物
チャーリー・パーカーの生涯を描いたものですね。
で、そうくりゃ、クリント・イーストウッドで音楽映画というと
「センチメンタル・アドベンチャー」
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC-DVD-%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89/dp/B000HCPVN2

こちらは一変してカントリー・ミュージックのお話。
クリント自身がしがないカントリー歌手役で主演し
ナッシュビルにある殿堂、グランド・オール・オープリーで歌うことを目指す映画だんだけれど
これまた泣けますね・・・・。
クリントの実子カイル・イーストウッドも出演して
カントリーシンガーのおじさんに憧れる甥っ子という
重要な役どころを可愛くもあり名演している。
そのカイルも今はJAZZベーシストとし優秀で、来日公演もしているし
オヤジの映画の音楽担当もして
(硫黄島からの手紙、グラン・トリノなど担当しているようだ)、
同じオヤジとしてはうらやましい限りでありまする。

まあ、
今回は
あまり考えずに書きたいことを書いちゃたので
何だか映画紹介ブログになっちまいましたが
たまにはお許しください。
是非是非お勧めの作品ですので。

That's学:
ラウンド・アバウト・ミッドナイトはアバウトを入れても入れなくても正解
タイトルはラウンド・アバウト・ミッドナイトとアバウト入りだけれど
歌詞の方はアバウト入りで歌うと字あまり気味なのでラウンド・ミッドナイトとアバウト無し
だからなんだ


今回の一言:
前にカンヌでオランダの人とJAZZ談義で盛り上がった時
(その会社はチェット・ベーカーの貴重なオランダでのライブ映像を保有していた)
「おおそおかぁ!さすが同じ生魚を食す民族同士!JAZZも好きか日本人は!」
と言われてタルタルソースたっぷりついた生ニシンを沢山沢山食べさせられました。
僕は「おお、柔道もヘイシンク!」なんて反応してたけれど
実は醤油をつけて食べたかった。











プロフィール

ビバップ犬

CS音楽専門チャンネル、ミュージック・エア(スカパーch.271/スカパーe2 ch.326/全国のケーブルTVで放送中)を立ち上げた張本犬。音楽は主にジャズが好きでドラムも叩ける、と自負する、ゴールデンレトリーバー。オヤジ世代の代表として、上質な音楽を紹介します。

Twitterもチェック!
CS音楽専門チャンネル、ミュージック・エアの公式アカウントです。海外ROCK&POPSのライヴを中心に放送中!スカパー271ch、スカパーe2 326ch、全国のCATVなどでご覧いただけます。おすすめ番組情報を中心にスタッフのつぶやきなどゆるくお届けします。どうぞよろしくお願いします〜
1月のオススメ番組
記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ