アカデミー賞

185「レ・ミゼラブル」

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レ・ミゼラブル

依然、心身ともに多忙で
(こりゃまずい!少し頭をクールダウンさせねば、
ただでさえ、熱くなりやすい単純脳みそが、このままじゃ、朴葉味噌になっちまう・・・やばい)
と思い、先週時間を作って映画を見に行くことにした。
ここんところ、試写も無視して爆走していたもので
なんと、アカデミー主演女優賞の「世界にひとつのプレイブック」や
監督賞、撮影賞、作曲賞、視覚効果賞の最多4部門を獲得した
アン・リー監督の「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」の試写も無視してきた。
嗚呼なんとも「もったいなーい」ワンガリ・マータイさんに会わせる顔が無い・・・・もう亡くなってる、か・・・。
で、
何を見ようかと、思案し公開映画を調べたたところ・・・そおだレ・ミゼラブルとなった。
http://lesmiserables-movie.jp/

実はこの映画、予告編を見て、すごい大作なんだろうなとは思ったが、二つの理由で避けていた。
一つはアカデミー助演女優賞にノミネートされていた
アン・ハサウェイ
http://eiga.com/person/13940/
の歌うシーンだ。
評価はとても高く、事実アカデミーを射止めるわけだが、私にはどうしてもキモかった、生理的に駄目だった。
で、もう一つの理由は、前評判の、アテレコで歌を後ではめ込むのではなく、
撮影現場でそのまま歌い、それをサウンドトラックに生かすという手法。
これには監督のトム・フーパーがこだわったとのことで、
理由としては、過去のミュージカル映画を見たところアテレコでの歌は違和感があり、
撮影の場でリアルに、臨場感のある歌を収録することにこだわったとあったからだ。
これが、何でいけないかって?・・・
私の中の最高のミュージカル映画はマイフェアレディーとサウンドオブミュージックです。
そのマイフェアレディーで主役を美しいオードリーヘップバーンが演じているのですが
歌はジュリーアンドリュースの吹き替えです。
そう、吹き替えでこそ、あの最高のミュージカル映画が誕生したのであって
リアリティーを二の次にしたからこそ、の産物だと私は思ってやまないのでありまする。
そして、歌声だけで満足できなかったジュリーを奮起させることによって(たぶん)こそ、
もう一つの名作、サウンドオブミュージックが出来上がったと私は思ってやまないのでありまする。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=21943
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=8508

で、この私の思い込みは間違っていました、正直に申し上げます。
生理的にアン・ハサウェイの歌う姿が駄目なのはいた仕方ありませんが
それ以外はすべて私の間違い。

ここから先はあまりにもあたり前のコメントになります、謝。
久しぶりです、
お涙頂戴でもなんともなく
知らず知らずのうちに、涙が、正に感涙がほほを伝わっているのです。
いやぁ、本当にまいりましたよ。
最初は前述のごとく、斜に構えて観始めて、
(おいおい、ラッセル・クロウ、何でそこで、歌うんだい?)なんて思っていたのですが
直ぐに(うっ?!これはやばいぞ!!)となり
3時間近くスクリーンに釘付けにされてしまいました。
そして
ともかく、主役のヒュー・ジャックマンがよい、良すぎる。
http://eiga.com/person/59362/
それこそ何でアカデミーにノミネートされなかったのか不思議不思議。
まっ、ということで
この映画のおかげで
ワタクシの脳みそは朴葉味噌にならずに
どうにかこうにか、今でも少なくはありますが皺を保存して動いてくれているわけです。


映画見ていて気が付いた。
主人公のJean Valjean って
ジャン・ヴァルジャンという発音ではなく
ジャン・ヴァル「シャン」なんだね。

That's学:
ではなくて改めて調べたところ、
「レ・ミゼラブル」とは「悲惨な人々」という意味だった、しらんかった。

今回の一言:
ヒュー・ジャックマン!
私より丁度10歳若い。
なのにあの技量、渋さ・・・比べるほうがどうかしているっ、てヵ!?
目標にするのは勝手だ!
20130223_121905


コラムン59:アカデミー賞もひと段落

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コラムン59:アカデミー賞もひと段落

昨日のコラムンで
ハリウッド映画を一気に5作品見た
と書いたが、
その一つが
オリバーストーン監督、マイケルダグラス主演の
「ウォールストリート」だった。
まあ、出来は前作「ウォール街」にはじぇんじぇん及ばないが
それなりに面白かった、それなりに。
で、思い出した。
この話は友人も含め
ほとんど他人に話したことが無いのだが
本当の話だ。
 今から24年前
30歳になりたての私は
勤めていた会社を辞めて
思うところあり、まずはアメリカに行った。
まっアメリカンドリームっうほどのことでもないですが
日本と違い、しがらみとかコネとかなくとも
出来ることはできる国であると思う、というか根拠はないが思っていた。
そこで
ロサンゼルスに行き
ハリウッドのメジャースタジオ、製作プロダクション
メジャーマネージメントに
次から次にコンタクトし(まあ、簡単に言うと電話したんだな)
提案の概略を簡単に話し
ミーティングまで何社か進んだ。
簡単にビジネスプランの内容を書くと、
僕はもともと著作権に興味があったので
映画ではなく
ハリウッドのスター及び周辺の
著作権、肖像権と商品を組み合わせて
商品化し日本市場に入れるということ。
単なるマーチャンダイズとは少し違い
かつてはまだまだ日本でそこまで考えている人は
そうはいなかったので話は思いのほか受け入れてもらえた。
まあそんなかんなで
ホテルの部屋をベースに
臨時のスタッフを一人だけ雇い活動していたわけだが
(信念と信用に場所と肩書きはいらない)などと力みながら
数日後には
そこそこアポも入りかけてきた。
まあ、結果は2,3回日米を往復したりしているうちに
日本で先にやるべきことが出てきて
そちらのほうが先行しビジネス化されてきたので
この話は途中で止めてしまった。
まあ別に誰に迷惑をかけたわけでもないし
誰もまったく金銭的マイナスをこうむったわけではないので
気持ちよい引き方だった。
で、そのさなかの話。
 ある日、ホテルの電話に
オリバーストーンの会計士から電話が入り
是非僕に会いたいと!で会った。
「最近スタジオの一部でうわさになっている
日本人は君か!?」
・・・どうも、手当たり次第にコンタクトして
突撃トッカーン進めー!しているうちに
本当に一部でうわさになってたらしく、
しかも後でわかるのだが
いつの間にか
ジャパンマネーの後ろ盾があるやつみたいにも
(本当に一部ではあるが)尾ひれがついていたらしい・・・
で、その会計士いわく
「次のオリバーストンの作品に出資してほしい、
次作では再度オスカーを手にするから!」
僕「・・・・オスカー?セサミストリートですかぁ?・・・・」
もともと、というか映画へ出資なんていうことには
興味ないし、もともとできるわけが無いので
「アロハー~~~」とご退席ねがった。
後で考えると時期的にはそのころの作品は
アカデミー受賞の「7月4日に生まれて」とか
それこそ前作の「ウォール街」作ってたんだよね。

これ100%本当の話です、
そもそも僕はブログには本当のことしか書いていないし
かつ誇張もないよ。
それにしても面白いのは
アメリカという社会ですね、
先に書いたように
ある意味では
信念と信用には肩書きとか場所は気にしない
しがらみとかコネとかが無くても行ける
見たいなところは本当にあります。
ただこれも逆に言えば
完全なる区別社会であるが故にあえて残された一穴
チャンスだけは残してます、
であるということも言えるかなと。

そうそう、もう少し後に
ある中堅どころの映画会社の買収の話なんかも来ました、
何でかね・・・。
「映画に行く金ぐらいはありますが
映画会社を買うお金はありません」とお断りした。
なのにどういうわけか
「ランボー怒りのアフガン」の関係者試写会に招待してくれた。

今日の一言:
しかしマイケルダグラスはかっこええなあ。
因みに僕の母(89歳)は
父、カーク・グラスの大ファンだ、
割れてるアゴがかっこよいと
子供のころによく聞いた。

PS
毎度!
3月はロックの殿堂月
まずはビートルズから
特集が始まる、よっしゃ。
1日23時半~
http://www.musicair.co.jp/recommend/?id=511
プロフィール

ビバップ犬

CS音楽専門チャンネル、ミュージック・エア(スカパーch.271/スカパーe2 ch.326/全国のケーブルTVで放送中)を立ち上げた張本犬。音楽は主にジャズが好きでドラムも叩ける、と自負する、ゴールデンレトリーバー。オヤジ世代の代表として、上質な音楽を紹介します。

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