あるきっかけがあり
三波春夫の名文句「お客様は神様です」の事を調べてみた。
この言葉の理解のされ方に生前から三波氏は大きな勘違いがあるので
事あるごとにこの言葉の真意を話していたそうだ。

HPからその説明文の一部を下記抜粋。

彼にとっての「お客様」とは、演じているステージの前にいる聴衆のことであり、その「お客様」とは、商店や飲食店などのお客様のことではない。客席のお客様とステージに立つ演者、という形の中から生まれた言葉だと。彼の舞台を観るために客席に座る方々の姿は、その舞台を、歌をきちんと聴いてくださった「お客様」だったのだ。
生前のインタビューでもこの点を、
「私が歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払って、心をまっさらにしなければ完璧な藝をお見せすることはできないのです。ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。だからお客様は絶対者、神様なのです」。

なるほど。
凄い事を言っておられたわけだ。

閑話休題
昨日娘と妻が隣の部屋でTVの歌番組を見ていて、あるレコードレーベルの日本人のラップのグループが歌っているところで「この人達の歌って、皆同じに聞こえるね」と話していた。
それが聞こえたのでワタクシは「それは歌ではありません、音楽ではありません、観客も見えていないし、自分たちも見えていません」と述べたのでした。
で、今朝方その事を、あるレコードレーベルの社長に述べた。

以上。

今日の一言
捨てる神ありゃぁ、拾う神あり
大王製紙はどちらの紙だ?