奈良・二月堂・修二会・お水取り

遂に行ってきました。
「お水取りが終われば春が来る」
とは言うものの、というかその通りで
修二会の行も始まったばかりの3月5日
・・・・寒かった、寒かった。
まずはまだ明るいうちの二月堂。
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今回の宿泊をサンルート奈良。
というのは
ここでは宿泊者だけへのサービスで
ガイドさん付のミニコースがあったから。
しかもほとんど料金も無いに近いぐらいの廉価で。
そしてこのコースへの参加
これがまたまた大正解。
修二会の歴史、成り立ち、広くは東大寺
さらに
奈良時代までにさかのぼり
興味深いレクチャーをしていただけました。
レクチャーだけでなく
初心者には二月堂のどのあたりに行けばよいのすらわからない
そうした状況に的確な指示。
そして、ベストポジションでの拝見となった次第であります。
火をつけた松明が最初に二月堂お堂に上がる階段を登っていきます。
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この明かりにより
和尚様たちをお堂に導いた後
松明はお堂から突き出され
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炎の勢いがまし

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お堂の天井を焼き尽くすような勢いで
繰り広げられる。

伺った5日は
11本の松明が20分ぐらいの間に次々を振りかざされた。

一見の価値はあります。なんたって1300年以上続いている
仏事でありまする。


今回の一言:
「先の大戦」とは普通第二次大戦の事で
京都の人には応仁の乱こと、との笑い話があるが
奈良の人によると
応仁元年(1467年)の乱などは新しい、
奈良の乱は
平重衡による奈良炎上
治承5年(1181年)
にさかのぼると。
本当。

PS
ホテルサンルート奈良の修二会ガイド
本当によい、ありがとう。