岩波書店100周年・なだいなだ氏亡くなる・トニー賞を受賞した日本人
今日の新聞の記事から思う事。
「知の基盤を築く本を出し続けてきた」岩波書店が
この8月で100周年を迎える。
だがいまは、わかりやすく知を整理した本に人気が集まり、
思想的な対立熟も不透明な時代。
岩波ブランドはどこへ行くのか、
という内容だった。
なだいなだ氏を悼んで、という記事では
経済評論家の内橋克人氏が
「日本社会はしばしば、
特定の価値観や指導者の旗振りに従う形で熱狂的な自己陶酔に流れます。
なださんは常識への信頼を足ががかりに、ひるまず、ユーモアも使いながら、
時々の多数派の流れに警鐘を鳴らしてきた」
と。
この二つの記事を通して思う事は
知を有することがいかに大切かということはいうまでもなく
知を得る課程の大切さ
そこからさらに、
知を活用する判断の大切さが
いかに重要であるのかという事を
改めて知らさせられた。
私が言うまでもないですが・・・
そして
同じ紙面では
アメリカ演劇界のアカデミー賞と言われるトニー賞の作品賞を
日本人プロデューサー川名康浩氏が得たと報じている。
しかも1面、関係して16面、さらに「ひと」の欄で
これでもかというぐらいの割き方だ。
これは
この前の80歳にしてエベレスト登頂記録を更新したと
手放しでよかったと賛美していたメディアが
同じようにその内容を精査することなく手放しで、凄いと、過剰に讃ていた時の事を思い出させた。
トニー賞もエベレストも
勿論、何も素晴らしくないといっているのではない、
両方ともに本当に素晴らしいし凄いことだと思う。
でもトニー賞は20人いる出資者・プロデューサーの一人がその日本人だった
1億円以上かけてエベレストに登った
そうした
相対的というのか、総体的という情報を「冷静に」伝えて欲しいと思うのは私だけなのだろうか。
特定の価値観や指導者の旗振りに従う形で熱狂的な自己陶酔に流れるのではない
冷静な賛美を送ることのできるような私たちでいたいと思うのであります。
今回の一言:
登ることも凄いが
集めることの実力は更に凄いと思う
ひねくれ者と言わないでね・・・。
今日の新聞の記事から思う事。
「知の基盤を築く本を出し続けてきた」岩波書店が
この8月で100周年を迎える。
だがいまは、わかりやすく知を整理した本に人気が集まり、
思想的な対立熟も不透明な時代。
岩波ブランドはどこへ行くのか、
という内容だった。
なだいなだ氏を悼んで、という記事では
経済評論家の内橋克人氏が
「日本社会はしばしば、
特定の価値観や指導者の旗振りに従う形で熱狂的な自己陶酔に流れます。
なださんは常識への信頼を足ががかりに、ひるまず、ユーモアも使いながら、
時々の多数派の流れに警鐘を鳴らしてきた」
と。
この二つの記事を通して思う事は
知を有することがいかに大切かということはいうまでもなく
知を得る課程の大切さ
そこからさらに、
知を活用する判断の大切さが
いかに重要であるのかという事を
改めて知らさせられた。
私が言うまでもないですが・・・
そして
同じ紙面では
アメリカ演劇界のアカデミー賞と言われるトニー賞の作品賞を
日本人プロデューサー川名康浩氏が得たと報じている。
しかも1面、関係して16面、さらに「ひと」の欄で
これでもかというぐらいの割き方だ。
これは
この前の80歳にしてエベレスト登頂記録を更新したと
手放しでよかったと賛美していたメディアが
同じようにその内容を精査することなく手放しで、凄いと、過剰に讃ていた時の事を思い出させた。
トニー賞もエベレストも
勿論、何も素晴らしくないといっているのではない、
両方ともに本当に素晴らしいし凄いことだと思う。
でもトニー賞は20人いる出資者・プロデューサーの一人がその日本人だった
1億円以上かけてエベレストに登った
そうした
相対的というのか、総体的という情報を「冷静に」伝えて欲しいと思うのは私だけなのだろうか。
特定の価値観や指導者の旗振りに従う形で熱狂的な自己陶酔に流れるのではない
冷静な賛美を送ることのできるような私たちでいたいと思うのであります。
今回の一言:
登ることも凄いが
集めることの実力は更に凄いと思う
ひねくれ者と言わないでね・・・。