2012年12月

171「最近出会った良い言葉:3」

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「最近出会った良い言葉:3」

最近少し偏った内容になっているので
少しパブリックな雰囲気で
久々にこの手の事を書いちゃいます。

【鴻上尚史:作家、演出家】
「『自分が何を幸せと考えるか』
を問いながら、
自分らしい【仕事】を手探りしてほしい。
そして自分に関し
自己の持つイメージと他者の感じるイメージのズレをなるべく無くすことが必用。
それには自己プロデュースが必要、そういう時代になった」

ワン:仕事に関して話している時のコメントなんだけれど
この単語を、生活や人生や色んなものに置き換えてもそうだと思えるんだ。

【松岡正剛:編集者・著述家】
「情報を生きた『知』に。
人間は忘れる生き物だ。
代わって現代人の記憶を助けるのがスマートフォンなどの情報端末。
だが情報を『生きた知』に変えるには、自らつかみとる体験が必要。
・・・中略・・・
もちろん(スマホなどで)圧倒的な量の情報を早く調べられること自体は悪くない。
だが、それは人間の生きた『知』につながるのだろうか。
・・・中略・・・
人間が本来持つドキドキ感や好奇心をくすぐる、
情報や知識は本能を刺激する生々しいもんおとなって初めて、
生きた『知』に形を変える」

ワン:そおなんんだよね、で、ネットで調べた情報って本当に残らないんだよね。
松岡氏は平成21年に、丸善丸の内本店に、
ショップ・イン・ショップという形態で松岡氏プロデュースによる「松丸本舗」を作った。
ここは自身をはじめとする著名人の書斎を再現した本棚などで、
斬新な店舗づくりが随分話題を呼んだよね。
実は私、この成立の経緯に少し関係しているんだ。
友人に丸善の代表者がいて、また別の友人に松岡氏と懇意な人物が居て、
仲を取り持ってご対面した、でその直ぐ後に、この松丸本舗が出来上がったんだ。
これ誇りに思ってます。
http://www.isis.ne.jp/seigowchannel/archives/2009/10/report_42.html

【アイソ・アルバータ・フォン・エッケンシュタイン(オランダ人):帝人グループの専務執行役員】
「私はボランティアの一環として
当社のオランダ拠点があるアーネム市の美術館をスポンサーする企業の集まりの代表を務めている。
美術館の運営方針について話し合ったり、新しい展示のオープニングに参加したり、
美術館は私にとって身近な存在だ」

ワン:企業としての立場がはっきりしていて
かつ、
そこに属する個人の活動の意味が明確になっている。
企業が(ここではメセナ的な事業だが)スポンサードする、
そこに付随する活動に
その企業に属する企業人がボランティアで参加する
私はこのような立場、考え方、好きです。
実は先日「企業ボランティア」をテーマにしたシンポジウムに参加した。
東北震災の後に、多くの企業が大変な活動をして、功績も多く残したことは事実で
いくつかの活動事例の発表も聞いて、それはそれは大活躍されたようだった。
ただここにもう一つ何か加わることがあったら、更に自分としては気持ち良くなるけれど
それは何なんだろうと、考えてみたが、その場では答えは出なかった、
・・・そんな簡単な事じゃないよね・・・。
で、この言葉に一つの答えを見つけた気がした。


【天野祐吉:コラムニスト】
「スマートタウンからスマート飯まで、
近ごろあちこちでスマートという言葉を聞くようになった。
それ自体はいいことで、商品もサービスも、テレビCMも、
ついでに政治かも、どんどんスマートになってほしい。
・・・中略・・・
スマートな商品たちの向こうにスマートな暮らしの形や
スマートな消費者像が見えてくるような、
そんなCMが見たい」

ワン:だから、時代は「それ行けスマート」なんだと思うんだけれどなぁ。


今回の一言:
今朝、洗面所で娘と鉢合わせたので鏡の中の彼女に向かって
「ワイルドだぜ!」って言ったら
「ワイルドだろぉ!」と言い直された。
しょうがないじゃないか、新聞なんかで読んではいるが
TVなんかで実際に言っている姿を見たことが無いんだもの、オジサンは・・・。

170「ラグビー早明戦 国立競技場&スコットランドチーム」

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ラグビー早明戦 国立競技場&スコットランド代表チーム

12月第一週目午後二時キックオフ、国立競技場、
ラグビー
目の前で
逆転のトライ
しかもロスタイム残り2秒で
ど真ん中にト・ラ・イ!
伝統の一戦、関東大学ラグビー対抗戦、
早稲田大学対明治大学
そう、ラグビー早明戦を観戦してきた。

十代半ば、高校生の頃からラグビーが好きになり
以来40年近く私にとっては
大相撲と双璧をなす大好きなスポーツ、取り組みだ。
その個人ラグビー観戦暦の中で、昨日の試合がもっとも面白く感動したと断言しちゃう。
残り10分を切り13点差、明治には2トライ2ゴールしか道は無い
そこからドラマは生まれた。
バックスの早稲田、フォーワードの明治
華麗なバックスの早稲田、重戦車フォワードの明治といわれ続ける両軍
圧巻は後半30分過ぎ、ここまで13点差、
早稲田ライン前で明治ボール
プロップ石原慎太郎の意見で「スクラムで勝負」と矜持の決断
重戦車に対して早稲田もけっして負けてはいない、それよりも押し返てさえいる
あれこそ力と力の戦いであった。
結果認定トライ、ゴール
そしてロスタイム残り2秒でトライ、ゴールで
1点差の逆転劇でノーサイド!

興奮で寒さも吹き飛び、
気がついていたら声はだみ声になってるし・・・
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ともかく
嬉しかった人、悔しかった人
もちろん立場立場でそれぞれだろうが
ともかく感動したゲームだった。
詳しい友人に
「何でラグビーつてあんなに面白いんだ?
女子供からすると
ナンだかわけわからなくてつまらん、とか
ごちゃごちゃかたまって、ごちゃごちゃやっててつーまーらない、
とか言われるが?」
と改めて聞いたら
「要は他のスポーツと違い、番狂わせが無い、
それを試合でほぼその通り証明される、そこを体験するのが気持ちよいのだよ」
この意見には納得した。
これだからラグビーが好きだんだ。
で、同じような理由で大相撲がすきなんだとも気がついた。
横綱が勝つのを見に行くんだよね、そうそう。

で、個人的な話。
今から40年近く前の高校生の時
当時、友達の一人とよく来日外人のおっかけをした。
ちなみに昨日一緒に行ったのもその同じ友人。
今思うとバカなやつらだとは思うが、かわいくもあるよね。
で、音楽だとMJQとかカウントベイシーとか
・・・と書くと、なんだかすげー・・・
スポーツだと、そう、
当時来日していたラグビースコットランド代表を追っかけた。
国際空港はまだ成田は開港していなくて羽田。
帰国する彼らを羽田空港のロビーで待ち、感動の「バイバイ」を言いに行った。
で、当時そんな酔狂なやつらはまだいなく、見送ったのは僕たち二人だけ、
で、感激してくれたメンバーがその場で公式ブレザーの胸についていたバッジを取って
僕たちにくれたんだ。
それが添付の写真、僕の宝物です。
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MJQとかカウントベイシーの話は今度書くから
今回はこれで許しておくんなさいね。
それとラグビーには欠かせない有名な言葉
「ワン・フォー・オール オール・フォー・ワン」
これってビックバンドにも同じことが言える。
まぁ、今回はこの辺で、またその辺の事書かせてもらいます。


今回の一言:
同じ石原慎太郎でもねぇ・・・・・・
プロップの方は威信をかけて戦っていた。

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プロフィール

ビバップ犬

CS音楽専門チャンネル、ミュージック・エア(スカパーch.271/スカパーe2 ch.326/全国のケーブルTVで放送中)を立ち上げた張本犬。音楽は主にジャズが好きでドラムも叩ける、と自負する、ゴールデンレトリーバー。オヤジ世代の代表として、上質な音楽を紹介します。

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