2012年09月

吠えろコラムン151:世界のグローバル化がもたらす領土問題と学生ビックバンドにおける影響を検証

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世界のグローバル化がもたらす領土問題と
学生ビックバンドにおける影響を検証

と、今、安易に変な事かくとなんだかんだ大変なことになりそうなので・・・

ここ数週間は
大学生のビックバンドコンテスト
ヤマノ・ビックバンド・ジャズ・コンテスト
の番組制作過程を見ている。
今週は3回目の編集がUPしてきたので試写した。
3位明治、2位洗足が登場。
上位入賞とは実力はさすが。
で、改めてメンバー表を見て気がついたのですが
明治のメンバーの内、3分の一が他の大学生だったりする。
よよよ?で他も参加校を全部見てみたら
大半がこのような状況で
平均3分の一が他の大学の学生だった。
驚くことに
中には半分以上が他校生というバンドもあるし、
00大学のメンバーとして優秀ソリスト賞受賞した学生が
実は違う大学の生徒だったりする。
さらにさらに出場35校中純潔というのか
その大学の学生だけで構成されているのは
たったの4校5バンドだけだ。
これも最近の傾向なのか、驚きましたというか
でも、なんなんだろう?
これもグローバル化の流れか??
そんなもんなのかなぁ~。
例えば高校野球みたいに
色々な利権と力学とが働いていて、
数々の矛盾を抱えている(失礼)組織なら
結果やむおえんよね、とは思うが(私には関係ないことだし)・・・
だから、越境というか、スカウトというか、
そういうのが無い(少ない)、その県内の学生で構成されている
沖縄の高校を思わず応援してしまいますよね、私は。
それはそうとして、ちなみに
所属学生だけで構成されていたところは、
埼玉大、関西学院、創価、洗足(2バンド)でした。

で、領土問題。
こういう時にお勧めします
ジェフリー アーチャーの最近の文庫本
【15のわけあり小説】
http://www.amazon.co.jp/15%E3%81%AE%E3%82%8F%E3%81%91%E3%81%82%E3%82%8A%E5%B0%8F%E8%AA%AC-%E6%96%B0%E6%BD%AE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC-%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC/dp/4102161325/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1348730206&sr=8-1
の中の
「外交手腕のない外交官」The Undiplomatic Diplomat
冴えない外交公務員が、ここぞとばかりに思い立ち
イギリス領土の拡大を画策する話で、顛末はさすがにアーチャー流、
ほっとします。

今回の一言:小学生の時
机が二人分が繋がってて(昔はそうだったんだ)
隣の岡部君とよく喧嘩したよな。
で、先生に机を切り離してくださいと直訴したけど
駄目だった。
明治大学

吠えろコラムン150:ビルボード・ライブ・東京/ケニーギャレット

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ビルボード・ライブ・東京/ケニーギャレット

たまにはまじめなライブ鑑賞報告します。
昨夜ビルボード・ライブ・東京で
ケニーギャレット・クインテットを見てきまし。
後期のマイルスグループで若手として抜擢起用されたのが
昨日のようですが
その彼ももう50歳を過ぎて、貫禄のステージでした。
アバンギャルドなプレイと音の構成にもかかわらず
アフロキューバンの要素を包括的に取り入れることにより
なじみのある、心地よいサウンドへと確立させているところは
やはり実力に裏打ちされた一つの完成形とでもいえると思うのです。
ケニーのプレイはもとより
ベネズエラ出身のピアニスト、ベニート・ゴンザレス、
NYテイストだけでは賄えない
速効性のある南米エッセンスをたぶんに含んだ彼のプレイが光っていた。

ドラムスのマーカス・ベイラー
後で知ったんですが
イエロージャケッツのメンバーだった、
ただし全盛期ではなく2000年前後の後期というか、まあその辺の時期に。
その他のメンバーは
ベースにコーコラン・ホルト
パーカッションにルディ・バード
という構成でした。

・・・・なんて、たまにはまじめに書いてみたんですよ・・・・。

10月のビルボードの予定を見てみると
ボビーコールドウェル
それに意外と
ABBA -結成40周年を記して組まれた
アンデッシュ・ヴィーク/スティーヴ・ガッド/スヴァンテ・ヘンリソン
見てみたいです、ガッドがアバをどう料理しているか
興味津々
http://www.billboard-live.com/pg/shop/index.php?mode=top&shop=1

今回の一言:
ケニーも僕も同世代。
総裁候補の中にも同世代が二人いる。
元老には受けは良くとも、自身の頭のできが良くない彼
顔が良くなくても言ってることは一応筋が通っている彼
同世代、好き嫌いは別にして、前者だけはゴメンこうむりたい。

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吠えろコラムン149:大相撲に見る興行のありかた

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大相撲に見る興行のありかた

国技館の入場券のモギリを親方たちがやっているんです!
何だか分からんと思いますので、順番に書きます。
一昨日、両国で、生まれて初めて生の大相撲を見た。
内容は勿論良かった、というか未だにこのような江戸の風景が存在していること自体に感動した。

両国駅から、いざ国技館内へと入り口のほうに向かったら
入り口横にブースのようなもの(宝くじを売っている人が中に入っている箱型のあんなやつ)が並んでいて
そこで一枚一枚入場券を切ってくれている。
そして私の番が来てブースの中の人を見て驚いた!麒麟児だ!
そう、あの元関脇の麒麟児こと北陣親方があの狭いブースの中に入り
一枚一枚丁寧にモギリをしている。それだけではなく一人ひとりに丁寧に
「貴方の席は00なので00の扉から00へと進んでください」と
ニコニコしながら案内してくれている。
私は正直、麒麟児のファンだ!目の前にたまたまいたから、にわかファンになったのではない、
本当に大好きな力士の一人で、思わず握手を求めてしまった。で、快く応じてくれた。
興奮気味で他のブースを見ると、そこには全部親方衆が入っていて、
皆暑いさなかなのに丁寧にモギリっている。
更に更に、会場内の案内も親方衆が、ラジオとかの貸し出し担当も親方衆が受け持っている。
そして全て、みんながちゃんと、しっかりとその担当の役割を、不器用ながらにも行っていた。
こんな光景は予想だにしていなかった。
もちろん会場警備とかに親方衆が担当していることは情報として知ってはいた。
でも内心(ポーズだろうな、やってますよっていう。実際ちょこっとやっててアリバイだけ作って
後は若いのにお任せ)程度ではと思っていたが、
このような実効支配、じゃなかった、事実を目の当たりにすると、俄然見る目が変わる。

で、今日のテーマへ。
もともと興行とはまっとうに働く、労働すること(そのほうが重要で重んじられていた)よりも
人を笑わせたり、歌で喜ばせたり、体力で魅せたりするほうが得意である人たちが
「まっとうには働けなくて、すみませんねぇ、でもその代わりの申し訳ないので、
歌って皆さんに喜んでいただきます、おかしな話をして笑ってもらいます・・・・」というものだ。
元々芸能や興行存在自体は謙虚に芸や技を見ていただく、
そのために日頃から技術の上達に真摯に打ち込む、
そしてご覧頂、ご祝儀をいただく、それはありがたいものです、という姿勢で行われていたもの。
大相撲の親方たちのこのような地道な働きも、このような原点に基づき、受け継がれてきた事なのだ。
運営の不明瞭さや年寄株問題などで新しい規定の財団法人に移行が出来るのか
不安な点を残している相撲協会。
難しいことは横においておいて、目の当たりにした事実、
それだけでも十分何かに値する価値ある団体だと私は思う
(自分がファンだからという高ゲタをはずしてもても)。
ともかく興行というものがどういうものか、このようにその原点を守り続ける慣習を持ち続ける大相撲、
他の興行を行うジャンルの人たちも見習うべき点が多いのではないでしょうか。

今回の一言:そもそも興行と思っていない人たちもいる・・・まっそれはともかく稀勢の里!!
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吠えろコラムン148:キンシオとビートルズのファン集まってくれ!

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キンシオとビートルズのファン集まってくれ!

ミュージック・エア
ビートルズ50周年記念番組第二弾

前々からご報告していた
キン・シオタニさんがミュージック・エアに登場する!
テレビ神奈川で放送中の人気番組「キンシオ」
あの世界をミュージック・エアに!という
あまりにも個人的な想いで
遂に実現したんですわ、わ、わ輪が三つ、、、ふるっ。

本日、代官山蔦屋書店T-SITEで収録を行いました。
ご存知、あの世界観でキンシオによる、ビートルズへの旅が実現した。
読みはあたっていた(ドヤ顔!)。
しかし、予想はしていましたが、彼があんなにビートルズを語るのに
ふさわしい人物、人格、博学、諤諤であったとは!!
50年分を語ってくれた、わけだんだ。
これから編集に入るわけだが(頑張ってくれよ、ディレクター!)
深くもゆるい、そして更に深い番組になると確信しております。
放送は10月8日(月・祝)22:00〜22:30です。
詳細は近日HPにUP予定、乞うご期待!

最後にまじめな話を書きます。
先日テレビ神奈川は開局40周年を迎えて
堂々と、40時間番組を敢行した、成功だった、お疲れ様でした。
思い起こせば、40年前、
僕の父親がニコニコしながら1メートルぐらいの箱を持って帰ってきた。
「おい、これで、UHFという新しい放送が見られるのであるぞ、家族よ」と。
それがTVKとの出会いであった。
そしてまだ中学生の僕は、直ぐに「ヤング・インパルス」という
音楽番組に釘付けになった。
そのあたりのことは略すが、あれから40年。
僕はまじめに思う、
種類こそ違うが「キンシオ」には当時と同じぐらいのスピリッツとアイデンティティーを感じるんだ、
以上。


今回の一言:レノン派のキンシオは昨日が誕生日

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吠えろコラムン147:小澤征爾とブザンソン国際指揮者コンクールと堀越千秋

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小澤征爾とブザンソン国際指揮者コンクールと堀越千秋

9月12日
53年前の今日(1959年)
ブザンソン国際指揮者コンクールで
小澤征爾が優勝した。
・・・これって何だったのかな、
当時の日本はどう感じたんだろうな、
事実はどうであれ、
若者ががむしゃらに世界へ飛び出して行った時代だったのかな。
小田実が「何でも見てやろう」を書いたり、
開高健が芥川賞とったのも同じ頃。

なんて思っていたそんな日の朝に・・・

今朝の朝日新聞に
知人の堀越千秋氏が文を寄せていた。
氏はスペイン在住の画家でありカンタオール(フラメンコの男性歌手)の第一人者でもあり
私より10歳も年上だが親しくさせていただいている。
で、文章の内容は、
ご存知の方も多いとおもうが
先日話題になったスペインの教会の壁画が「修復」されて、
キリストがお猿さんみたいになってしまった話について。
要点を書くと、
そもそも修復は画家にやらせてはダメ(画家は直すのではなく自分の絵を描きたい)、
今回の話よりも実はプラド美術館で行われた修復のほうが、とんでもなくひどい、
そして、ここから先は記事をそのまま記します、
「修復は、現代の音楽家が昔の作曲家の作品を解釈して演奏する行為に似ている。
一つひとつのタッチに宿る思いをくみ、守り、未来へとつなぐのは、
科学的で、創造的で、尊敬されるべき仕事なのだ」
良いこと言うじゃぁありませんか。

で、何を思ったかというと「日本の修復」
現在の日本でよく言われる閉塞感、
で、対して高度成長期の勢い、行動力。
60年前後の日本には
荒削りでもここでいう「画家」の存在が注目され
現在は、ここでいう「修復家」が求められているのではないのかな、と。

本当の成熟を体験できる時代になってきている、という取り方をしたいなぁ。

今回の一言:んにしても、政治を修復して欲しい
プロフィール

ビバップ犬

CS音楽専門チャンネル、ミュージック・エア(スカパーch.271/スカパーe2 ch.326/全国のケーブルTVで放送中)を立ち上げた張本犬。音楽は主にジャズが好きでドラムも叩ける、と自負する、ゴールデンレトリーバー。オヤジ世代の代表として、上質な音楽を紹介します。

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