2012年02月

コラムン55:大学生の代々木JAZZ続報

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コラムン55:大学生の代々木JAZZ続報

で、3月21日代々木公園で行われる
大学ジャズ研究部による
「代々木ジャズフェスティバル」の続報。

ミュージック・エアでは今月頭から
週に3大学(バンド)づつ紹介する番組を始め、
3月半ばまでに出演バンドすべてを紹介する予定だ。
1週間遅れでミュージック・エアのHPで
公式にユーチューブでUPしているので見てほしい。

http://www.musicair.co.jp/special2/?id=473

で、先日彼らの定期ミーティングに
おじさん一人だけオブザーバーとして参加させてもらったんだが
本当、しっかりしているのと、かわゆいのと・・・。
本当、そこらの頭でっかちの大人たちに
見てもらいたいと。
例えば収支計算、企画案の更なるブラッシュUPなど瞠目するものがあったし
(瞠目だって・・・なんだか急に池波正太郎なっちまった)
逆にその収支計算の桁が突如と変わっていたり、
総会後の打ち上げで出すお寿司は小僧寿しか地元の宅配寿司が良いか
本気で話し合っていたりと、いやあ新鮮新鮮。
まあともかく、後一月
今は当日の組み立て、
スポンサードのつめ
はたまた根本的なこととなる
活動会議場所の確保なども同時進行で
まさに詰めの段階に入っているようです。
今度の日曜26日にその総会があり
よばれているので顔を出すつもりなので
また続報をお伝えできると思います。

PS
前のコラムンで僕が学生時代に大学の枠を超えた活動をしていたとか
アンケートをとってメディアに発表してた、とか書いた。
で、もう少し詳しく書くと・・・。
当初、自分の大学の中で音楽のサークルを作ったりしていて
それだけだとなんとなく物足りなかった。
演奏するだけでなく、かっこつけて言うと
プロデュースみたいなこと出来ないかなと思ったんだ。
そうすると単体の学内だけではなく
「大学サークルのネットワークを作ろう」
と思い立っただ。
まずは母体のサークルのメンバーを複数の学校の学生に募り、作り
そこから主要な大学の
放送研究部、広告研究部、プロデュース研究部(これは当時まだ少なかったが)に話しかけ
関係する部長に声をかけて作り
さらに全国へと、結局
40校、200のサークルのネットワークを作った。
そして色々な情報の発信、アンケート、イベント等々行った。
例えば80年代大学生が選ぶニューミュージックベスト100なんてのをアンケートして
そのデータを元にNHKが年末に1時間の特番を作ったこともあった、本当。
今思うとよくできたよな・・・で、楽しい思い出です。


今日の一言:
若いって本当に良いですね、
おじさんも刺激されて
色々とガーンバローっと。

PSS
ジャズといえばそうそう
「ソニー・ロリンズ:ライヴ・イン・デンマーク1965&1968」
次回放送は2月23日の27時なんで録画をお勧めします!
最後の巨人です。

コラムン54:教育は団体行動ではなくオクターブ奏法だ

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コラムン54:教育は団体行動ではなくオクターブ奏法だ

おお!そおかあ、今回は教育とは大きく出たなと。

というのも
今、娘が高校受験真っ最中、と先日書いた、
まっ、当家の場合進学に関しては
親がどうこう言うことはまずない。
勿論当人から聞かれれば意見だけは言うし
物理的支援はする
という基本姿勢なので
事は静かにすすむんです。

で、まあこんな時なので
今日は教育関係で
最近良いと思った言葉を記します。

佐藤優(作家、元外務官僚)
「教科書を覚え、答案用紙に再生させる能力が高い(偏差値秀才)人間が
これからの時代、本当に勝てるのか。
(そこを高める詰め込み、競争教育でよいのか)
それより6・3・3制の単線型の学ばせ方から問い直したほうが良い。
ドイツは4年間の初等教育を終えたら、
学ぶ分野も修業年限も異なる学校を選ぶ複線型
(が良い例ではないかと)」

瀬見井久(前犬山市教育長)
「民意とは結局、その時代の流行です。
正しいかどうかは別でしょう
・・中略・・
教育は民意で左右されるべきではありません」

尾木直樹(教育評論家)
「学歴社会を上り詰めても必ずしも幸せではない、
と親が感じ始めて『うちの子らしい自己実現を』と気づいた。
でも日本では、幼児期に才能を発見したとしても、
育てていく教育システムが無い、
・・中略・・
子が何かに夢中になりだしたら、親はサポートしてやればいい。
押し付けは絶対にダメよ」

安達祐実(子役から女優)
「(5歳の娘がいる)自分が親の立場に立って、見ると、
やっぱりいろんな可能性は残してあげたい、
なので高校生までは普通に生活してほしい」

清水宏保(金メダリスト)
「トップカテゴリーの選手というのは、ある意味、職人です。
普通に日本の学校に通っていたら、浮いてしまうことが多くあります」

大津秀夫(税理士)
最近、「お金の運用」とか「会社」について教えている学校があると聞く。
とんでもないことだ。
真っ白なキャンパスを最初から黒の絵の具で塗りたくってどうする。
純粋なものをとことん知って、初めて不純なものが見えてくるのだ。
人間の欲望は引き出しを間違うとえらいことになる。

安藤忠雄(建築家)
「(敗戦後)アメリカは日本が再び戦うことを恐れて
没個性的な平和教育を日本に導入します。
その教育は85年頃までは成功しました。
企画大量生産型経済に合ってたからですが、
片方では個性ある人間、つまり、
責任ある個人を作るという教育は置き去りにされてきました。
それに輪をかけたのが偏差値教育です。
・・中略・・
資源が無いわが国では、
国民の『考える力』が唯一の資産でしたが、
戦後教育の中で失われてしまいました。
もう一度家族のこと、地域社会のことを
しっかりと考えることから始め、
学んで前へ進んでいく必要があるでしょう。

松浦寿輝(東大教授・作家)
「授業はある種の波打ち際だと思う。
教師と学生は互いに陸と海のようなもので、
言葉が波。
だが、サンデル教授の授業が理想的だとは思わない。
黙って聞いているだけでも、
押し寄せあうものはあります」

今日の一言:
今日取り上げた言葉は
没個性にフォーカスを当てたよう内容が多いようだ、無意識にも。
で、僕は小学生のころ特に(納得できない)団体行動が嫌いだった。
要は自分勝手、いまだに。

PS
ミュージック・エア
「人生で一度は聴かなきゃいけないJAZZ」
今月のお勧めは何と!
「ウェス・モンゴメリー:ライヴ・イン・オランダ, ベルギー&イギリス1965」
ウエスのオクターブ奏法、今まで見た人は?

http://www.musicair.co.jp/recommend/?id=464

コラムン53:ホイットニーとバイパス手術、野田秀樹原作劇とワタリウム美術館

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コラムン53:ホイットニーとバイパス手術、野田秀樹原作劇とワタリウム美術館


先週末は色々な人に会ったし行った、
で、ダイジェスト雑文を。

本国でのCNNは
ホイットニーな葬儀4時間すべてを
生放送したそうだ。
あるアメリカ在住の友人によると
今、ニュースが少ないのでだそうだ。

天皇のバイパス手術
ある医学博士によると
「手術するほどの必要があったのかと
同僚の多くが言っている(そこまでする緊急性はなかったと)」

息子が所属する演劇教室の
発表公演が王子のミニシアターであった。
土曜に観にいった。
感動した・・・親ばかです・・・。
野田秀樹原作の劇で
土日4公演全ての音響を一人で担当した。
満足そうな顔で帰ってきた、
そういう顔って素敵だね。

青山のワタリウム美術館で
鈴森三玲(庭園設計家)展をやっているので
見に行った。
いやあここ数年来の駄作と言っちゃうぞ。
勿論、鈴森三玲は
素晴らしい庭園設計家なので彼に問題は無い、あるはずは無い。
問題は美術館、企画と解釈、
勘違い、身の程知らず。
まあ人様の行う催しに悪付くのは良くは無いのですが・・・でも
本題ではないが、会場がトイレ臭いし。
まあここまでの展覧会、
めったにないので
一度見る、経験するのも一興かも。
http://watarium.co.jp/museumcontents.html


今日の一言:
コンビニでお弁当と牛乳を買うために
レジのところに行った。
箸を出されたので「いりません」と言った。
次にスプーンを出されてので「いりません」
今度はストローを出されたので、またまた「いりません」
「では」と言って出て行こうとしたら
レジのおねえさんにガシッと腕をつかまれた
「いるんです、お代は」と。
本当の話、流れってあるじゃん。

PS
「TOTO:ライヴ・イン・パリ2007」
18日の放送見忘れた。
でも
今日と明日再放送があった、ほっ。
http://www.musicair.co.jp/recommend/?id=462

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コラムン52:進路希望と就職活動&カントリーと男闘呼組。

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コラムン52:進路希望と就職活動&カントリーと男闘呼組。

高校生の進路、
最近というか
少し前からなのか
高校生たちは
自分の進路に関して学校から質問され
『具体的な答え』を求められているそうだ。
しかも3年ではなく1年生のときからだそうだ。
「あなた進路はどうしますか?
今から決めなさい!
ともかく決めなさい、
大学ならどこに進学しますか?
学部は?学科は?」
と聞かれる。
僕が高校生のときより
現実的内容を、しつこく、しつこく。
 また一方
大学生の方はというと
最近は2,3年の在学生の親を集めて
子供の就職活動説明会を開く
学校が増えているそうだ。
「お子さんの就職を支援してあげてください、
決められなければ親が決めてあげてください」
と聞かされるそうだ。
僕が大学生のときより
手取り足取り子供の就職先を選んであげようと。
 これって逆だと思いませんか。
高校生、1,2年は勿論3年だろうと
進路なんて決められるはずは無い生徒のほうが多いじゃん。
なのになんで?
医者になりたいとか看護婦になりたいとか
弁護士になりたいとか
稚拙ではあるが、成りたいことを漠然と持っている
それならそれで進路が明快なのでよいけれど。
でも大半の
そんなことわからんやつに強制すると
「学部を決めろ」とか言われて
(そんじゃあユニクロで働きたいから
商売、うん、そおだ商学部行こう)
とか
(旅行が好きだから、そんじゃあ
国際学科行こう)
とか
間違った選択で最初の一歩を踏み出させチャンじゃないのか。
 そして逆に大学生3年にもなって
(ママはこの銀行が安定しているからよいと思うよ
とか言って北海道拓殖銀行勧めたり・・・あっもう無いか?)
(お父さんはこの会社世間体が良いからと言って
大王製紙勧めたり・・・なわけは無いと思うが)
なんて事になったらそいつの人生何なんじゃい。
ともかくこんな逆転の事態では
シンデレラコンプレックスじゃなくて
死ンデるわコンプレックス
なっちまう。

 先日の「天声人語」で
アエラが取り上げた内容を更に取り上げていた。
所謂リクルートスーツで統一化された没個性の状況を嘆いて
会社によってはそうではない服装を推奨していると。
しかし現実には依然変わらないと書いてあった。
言っちゃ悪いが、自慢になるが、はっきり言って
この事は、まったく同じことを
僕は(僕たちは)30数年前に声高に訴えていた。
天声くん、アエラくん、君らは遅いぞ、ははは。
だいたいリクルートスーツという言葉が使われ始めたのも
あのころからだった。
で、主張は自分たち学生の口から
「これはおかしい、学生が没個性して、
こんなことでよいのか?
別にジーパンで行ってもよいとはいわない、
社会人になる登竜門であるから
スーツぐらいは着用すべきだ、
しかし(当時)紺色一色のリクルートファッションはおかしい」
と。
でただ単にわめいていても良くないので
100校近い大学の生徒と数十社の会社の人事部(一部上場を含む)にアンケートをとって
発表した。
学生発の声、企業の本音との学生の意識とのギャップ
そして企業は(今よりももっと)平均的な人材よりも
個性を重視した人材を求めていた。
当時はメディアにも多く取り上げられて話題になった。
面白いところでは
フジテレビで夜の7時半ぐらいから放送していたクイズ番組の
問題としてこの結果が取り上げられたぐらいだ、はっはっはっ。
・・・少し興奮してしまった・・・。
 話を戻す、
ともかく当時は親が参加する就職活動ガイダンスなんてものはまったく無かった。 
僕が高校3年の進学相談のとき
担任の先生の
「どこの大学に行くの?どうして大学に行くの?」
との質問に
「00大に行きます、理由は好きだから。
で、遊びに行きます、4年間遊びに徹して、そして社会人になります」
と言ったら納得してくれた(あきれられたのかも)。
で、大学3,4年のころには
重ねて書くが
親が参加する就職活動説明会なんてものは無かった、
あたりまえだ、これが
誰がなんと言っても、時代がどうのこうのと言っても。

今日の一言:
NHK「平清盛」
ついに視聴率競争から脱落。
数字?なもんどうでも良いと?
なら内容をどうにかしてくれ、
質をどうにかしてくれ。


PS
ミュージック・エア
17日21時からの
「ポップ・ミュージック歴史秘話」は
カントリーだ。
ブルーグラスを確立したビル・モンローが出演。
正直カントリーは不得意だが
この番組は行ける!
http://www.musicair.co.jp/recommend/?id=437

PSS
男闘呼組の高橋和也という人が
カントリーにはまっているそうだ、
どういう人か知らんが。

コラムン51:日航再生、CAよりもシュチュワーデスだよ。

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コラムン51:日航再生、CAよりもシュチュワーデスだよ。
 日航・JALが経営破たんから二年で上昇と
各メディアが取り上げている。
ちょっと目線を変えて・・・
だいたい日本において
航空機会社に対する概念というかイメージというか
前々から変じゃないのかなと思っていた。
例えばスチュワーデス、今はCAというのだそうだが
僕は前々からあの職種は
食堂の店員さん以下でもなく以上でもいないと捉えている。
それなのに日本ではなんだか綺麗どころ、高嶺の花みたいに扱っていた、
いや、依然そんな感じだ。
僕が始めて海外に行くようになった30年ぐらい前は
米の航空会社でもCAはそこそこ綺麗な女の人が担当していたが
頻繁に海外に行くようになった20数年前ぐらいからは
ほとんど現地のデニーズの店員さんと変わらない
頼もしい感じのオバちゃんになっていったし
その後では男性の場合も多い、
このあたりのことは
実際国際線を利用している方も増えているので
お分かりだと思う。
なのに日系航空会社では、
今でも主流はお姐さんが、なんだかわけのわからん
SMILE振りまいていて、あんなものはマクドナルドの0円SMILEのほうが
よっぽど下心なく、まあ真実味がないとも言うが、
さっぱりしていてよい。
このあたりのことは民度とリンクしているようで
僕の勝手な感想だが
民度が高い国の航空会社ではCAの外見が低く内面が高い
民度が低い国ほどその外見は高く内面が低いように思っている。
ルフトハンザのデカ尻オバちゃんCAなんて、
もう本当に親切に対応してくれて、
気持ちのこもったSMILEくれるんだから。
デルタのアフリカ系アメリカ人の男性CAなんて
騒いでいるバカガキ集団に
本当に頼もしく注意してくれるんだから。
 
 今回のJALの再生の中身には、
SMILE命のCAや
根本的にわかっていないパイロットや
土蔵の中に押し込めたほうがよいぐらいの年金OBなどにも
程々に身を切る改革はあったようだが、
一部の新聞でも指摘されているように
その主たる部分の柱には
公的資金投入、
借金棒引きという超不公平支援によっているので
僕は納得できない。
以前
友人の一人で、
彼は破綻した日本有数の化粧品、食品会社の再生を
トップに立って行った。
その話を直接聞いたことがあるが
それはそれはこんなもんじゃない。
勿論公的資金投入など無い。
事業を従業員を資産を根本的にリストラし
本当に身を削る思いで実行して再生を成し遂げていた。
稲盛さんは老体に鞭打って再生してくれたことはすごいと思うが
そもそもこの会社を
このような方法をも使って
再生させるべきだったのか・・・の思いは拭い去れません。
これまた記事にも書いてあったが
続く超不公正再生事案「東京電力」が控えているわけですから。

That's学:ジャンボは一度の欧州就航でどんだけガソリン使うのか、
答えはドラム缶500本分。


今日の一言:
そのうち
ロケットCAの時代になるか、
なお更うわべSMILEいらん。
プロフィール

ビバップ犬

CS音楽専門チャンネル、ミュージック・エア(スカパーch.271/スカパーe2 ch.326/全国のケーブルTVで放送中)を立ち上げた張本犬。音楽は主にジャズが好きでドラムも叩ける、と自負する、ゴールデンレトリーバー。オヤジ世代の代表として、上質な音楽を紹介します。

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