コラムン35:時流ネタ、東大・秋入学とカラマーゾフの兄弟
【東大:秋入学に移行へ「国際化」加速求める中間報告がが出された】
とのニュースがあった。
改革は良いものだし
やってみなければわからないのなら
やるべきだと思う。
大切なのはダメだった場合に確実にもとに戻せる
ルールを作っておくことが
もっとも大事であることは当然だ。
ただちょっとちょっかい意見を出すと
この報告に関してよい面に対しての意見で
「秋入学のデメリットについても、
入試から卒業までの期間延長に伴う家計負担の増大、
就職の遅れ、官公庁や企業の人材確保の困難などを挙げた」
とある。
この指摘の一つ、家計負担に少し・・・
というのは今の東大の学生たちの実家で
これぐらいの期間延長に伴う家計増大が
問題視される家庭がどれだけ存在するか
はなはだ疑問だ。
確か一年前に見た
「マイケル・サンデルの白熱教室」関係で知った意見だったと
記憶しているが、
最近のデータでは東大生を送り出している家庭の年収が
1000万円を超えているのが80%以上とか・・・。
その数字をもとに
東大はもはや裕福な家庭の子達が
小さいころから、
受験対策に金銭的な対策を施される子でこそ
いくことの出来る大学であると、の意見もあった。
勿論、
東大に行く子供は優秀で
そこに何の疑問もない、
自宅が裕福だろうとそうでなかろうと。
前述の数字だって100%の話ではないのだし、
中には自宅が金銭的に苦しくそのような中でも
バイトとか奨学金を得てとかして
必死に頑張って入ってくる子達もいるかもしれない。
「頑張れ!頑張ったね、良かったね」と応援したい。
ともかくどんな環境であろうと
最高を目指し達成できるということ
すごいことであり、あたりまえのごとく敬服する。
まあこの論点から少し目線を変えて・・・。
同じ国立大学の「東京外語大学」
学長の亀山郁夫氏が
この秋入学に関して自学のあり方を語っている内容が
素敵だ。
「秋入学の大きな狙いは(自大学への)受け入れだが、
うちにとって大切なのは送り出しだ。
・・・中略・・・
(外国の大学への)留学のしやすさは
今の4月入学のままでも変わらず、
秋入学を導入する必要性は感じていない。
受け入れのほうは
9月から始まるプログラムを順次準備している。
(ただしそこで)求められているのは日本語教育で、
数多く受け入れることを目指してはいない。
日本文化を発信できる
質の高い日本語教育者として活躍できるよう
育てる責任を強く感じている」
と。
素敵じゃありませんか、
学府自体の特性が違うことが根本にあるので
比べるべきことではありません。
にしても素敵、さすがあの難解なドストエフスキーを
僕みたいな未熟なものにも咀嚼して与えてくれた翻訳者、文学者!
外語大では
ラオス語もベンガル語も専攻できるんだって。
今日の一言:
そんじゃあブータン語を話せれば
幸せになれるかな、と思って調べたらあった。
ゾンカ語というらしい。
PS
今日はミュージック・エア番組宣伝ではなくて
書籍の話。
映像連動のこれ
評判になってると。
http://www.atoss.jp/archives/6834
【東大:秋入学に移行へ「国際化」加速求める中間報告がが出された】
とのニュースがあった。
改革は良いものだし
やってみなければわからないのなら
やるべきだと思う。
大切なのはダメだった場合に確実にもとに戻せる
ルールを作っておくことが
もっとも大事であることは当然だ。
ただちょっとちょっかい意見を出すと
この報告に関してよい面に対しての意見で
「秋入学のデメリットについても、
入試から卒業までの期間延長に伴う家計負担の増大、
就職の遅れ、官公庁や企業の人材確保の困難などを挙げた」
とある。
この指摘の一つ、家計負担に少し・・・
というのは今の東大の学生たちの実家で
これぐらいの期間延長に伴う家計増大が
問題視される家庭がどれだけ存在するか
はなはだ疑問だ。
確か一年前に見た
「マイケル・サンデルの白熱教室」関係で知った意見だったと
記憶しているが、
最近のデータでは東大生を送り出している家庭の年収が
1000万円を超えているのが80%以上とか・・・。
その数字をもとに
東大はもはや裕福な家庭の子達が
小さいころから、
受験対策に金銭的な対策を施される子でこそ
いくことの出来る大学であると、の意見もあった。
勿論、
東大に行く子供は優秀で
そこに何の疑問もない、
自宅が裕福だろうとそうでなかろうと。
前述の数字だって100%の話ではないのだし、
中には自宅が金銭的に苦しくそのような中でも
バイトとか奨学金を得てとかして
必死に頑張って入ってくる子達もいるかもしれない。
「頑張れ!頑張ったね、良かったね」と応援したい。
ともかくどんな環境であろうと
最高を目指し達成できるということ
すごいことであり、あたりまえのごとく敬服する。
まあこの論点から少し目線を変えて・・・。
同じ国立大学の「東京外語大学」
学長の亀山郁夫氏が
この秋入学に関して自学のあり方を語っている内容が
素敵だ。
「秋入学の大きな狙いは(自大学への)受け入れだが、
うちにとって大切なのは送り出しだ。
・・・中略・・・
(外国の大学への)留学のしやすさは
今の4月入学のままでも変わらず、
秋入学を導入する必要性は感じていない。
受け入れのほうは
9月から始まるプログラムを順次準備している。
(ただしそこで)求められているのは日本語教育で、
数多く受け入れることを目指してはいない。
日本文化を発信できる
質の高い日本語教育者として活躍できるよう
育てる責任を強く感じている」
と。
素敵じゃありませんか、
学府自体の特性が違うことが根本にあるので
比べるべきことではありません。
にしても素敵、さすがあの難解なドストエフスキーを
僕みたいな未熟なものにも咀嚼して与えてくれた翻訳者、文学者!
外語大では
ラオス語もベンガル語も専攻できるんだって。
今日の一言:
そんじゃあブータン語を話せれば
幸せになれるかな、と思って調べたらあった。
ゾンカ語というらしい。
PS
今日はミュージック・エア番組宣伝ではなくて
書籍の話。
映像連動のこれ
評判になってると。
http://www.atoss.jp/archives/6834