2011年11月

コラムン5:柳ジョージ特別番組

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柳ジョージさんが今年の10月に亡くなられた。
追悼特別番組が放送される。

http://www.musicair.co.jp/recommend/?id=385

番組宣伝になってしまいますが
ミュージック・エアで12月27日に「柳ジョージ追悼番組:酔って候」が放送される。
ミュージック・エアと柳さんとのお付き合いは長く
特にライブパーフォーマンスに関しては
5年前にレイニーウッドが復活したときの唯一のライブ、またその前後の横浜県民ホールでのソロ、
そして今年5月に函館で行われた自身生前最後のライブまで収録放送している。
それら局が保有する貴重なライブ映像と、生前交流の深かった方達、
ミッキー吉野、押尾コータロウ、鈴木聖美、そして北方謙三
各氏へのインタビューなども含めて構成された特別番組。
他では見ることの出来ない貴重な映像であることはもとより
見ごたえのある番組になっています。

こんな時にこそ改めて強く感じるのは、
映像の持つ力と、アーカイブして保有しておくことの重要性だと思う、
いまさらなんですが・・・。

どうこう言うのは野暮なので、今日はこの辺で。

今日の一言:
男って背中なんだね、やっぱ。

※添付写真は函館のときのポスターです

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コラムン4:三木たかしさんのCD

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コラムン4:三木たかしさんのCD

26日(土)日経新聞の夕刊のコラムで
特別編集委員の方が
「故三木たかしさんの歌声」
と言うのを書かれていた。
09年に亡くなった三木さん、
その夫人から先日CDが届いたと言う内容だ。
添えられた夫人の手紙には
「この度、生前三木の残した歌唱音源をCDに致しましたので、
お世話になりました皆様に送付させていただきました(中略)三木たかし
独特の歌唱を懐かしんで聞いて頂ければ幸いでございます」と。
このような記事だった。

実は三木たかしさんは僕たち夫婦のお仲人さんであり
僕のところにもこのCDと手紙が送られていた。
タイトルは「Passion」で非売品。

生前、三木さんは僕に色々なことを話してくれた。

歌謡曲、演歌、の作曲家としての印象が強くはあるが
それはそれは多岐にわたるジャンルを網羅した、
今更書くことも無いが、真の大作曲家だった。
子供向けの曲、アンパンマンのあのマーチも三木さんによるものだ。
こんなことも・・・
「オミズ(僕のことをこう呼んでくれていた)、
アンパンマンの曲を作るとき、
デズニーランドのエレクトリカルパレードの曲があるでしょ、
あんな感じの曲にしたいなと、子供たちがおもわず踊りだしてしまいたくなるような、
それであの曲が出来たんだよ」と。

元々JAZZに深く傾倒していたという。
しかし作曲家としてスタートしてからは
所謂、流行歌の作曲家の道を進む。
当初のヒットは妹さん(黛ジュン)に書いた曲。
そして阿久悠さんの詩に曲を付けた
「津軽海峡冬景色」を作りこれが記録的なヒット。
このヒットを連発していた時でも、まだ若く、
改めて(果たして自分はこのままでよいのだろうか?
作曲家としての自分、力量、こんなことでよいのだろうか?)
との思いが強くなり、名声を捨てて単身渡米、
バークレーでJAZZを学び直した。
そして帰国後スタートラインに立ち戻り
そこからは
全てのジャンルを広く網羅すべく活躍の場を広げて活躍された。
皆さんが周知のように、それこそ前述の子供向け、演歌、歌謡曲は勿論、
ミュージカルにいたるまで。

僕もJAZZが好きで三木さんとアートブレイキーなどの話をしてたりした時
かっこつけて、というか知ったかぶりして
「三木さん、三木敏悟ってどう思います?」
なんて背伸びした質問をしたら
(三木敏悟さんは日本人のJAZZアーティストでかなりマニアックな名前)
「あぁ、三大三木(さんだいみき)って言って
三木敏悟、ジェームス三木、それに三木たかし、
仲良いよ・・・」
・・・・何事にも真摯に受け答えてくれる方なので
この話もきっと本当だと思います・・・僕はというと・・・。


このCDが届いた日に家族で思い出を話していたら
息子は幼稚園のころに
度々ご自宅近くのラーメン屋さんに連れて行ってくれたことをよく覚えており
「本当にやさしいオジサン(失礼)だったなーー」なんてお気軽にコメントしてて
それを聞いていた娘が、彼女も赤ん坊のときよく抱っこされていたが、そんな記憶はまったくなく
「三木たかしさんって、音楽の教科書に名前があるけれど???えっ?お仲人さん?えっ?」

そしてこのCD。
心の叫び、
何処までも何処目でも続く優しさと、地下マグマのような内に秘めた情熱。
常に心の叫びを歌にしていた
今更私が言うのもおこがましいのですが
「三木たかし」
まいりました。

今日の一言:
優しくないと生きていけない
情熱がないと生きていく価値が無い
か。
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コラムン3:セガンティーニ展

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「アルプスの画家:セガンティーニ:光と山」展、土曜に行ってきました。

http://www.sompo-japan.co.jp/museum/exevit/index.html

前々から見たくて見たくてうずうずしてたので
やっと憧れの恋人に会えた気分とでも言うのでしょうか。
すばらしかった。
僕の画家ランキングトップに駆け上がられてしまった、といったところ。
北イタリア出身の彼は、全盛期にスイスアルプスに制作の場所を移して
名作の数々を書き上げた。
そして、その活動(制作)の場をアルプスの山のより高きところを求め、
まさに「光と山」を描き続け作品を完成させていった、
そのきわまるすばらしさは本当に近年無い感動でした。
「色彩分割画法」・・・今回僕もはじめて知ったのですが・・・
という独特の画法で描かれたアルプスの自然、人、生命。
詳しくは上記ご参照ください。

勿論、絵画と言うものは、それぞれ個人個人の好みによるところが多いので
なんとも一概には言えないが、僕にとっては、「絶対スイスのセガンティーニ美術館に行ってやるぅ!」でした。

今日の一言:
幸せって何だろうか?って考えることって幸せなんじゃないかな。
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コラムン2:お客様は神様

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あるきっかけがあり
三波春夫の名文句「お客様は神様です」の事を調べてみた。
この言葉の理解のされ方に生前から三波氏は大きな勘違いがあるので
事あるごとにこの言葉の真意を話していたそうだ。

HPからその説明文の一部を下記抜粋。

彼にとっての「お客様」とは、演じているステージの前にいる聴衆のことであり、その「お客様」とは、商店や飲食店などのお客様のことではない。客席のお客様とステージに立つ演者、という形の中から生まれた言葉だと。彼の舞台を観るために客席に座る方々の姿は、その舞台を、歌をきちんと聴いてくださった「お客様」だったのだ。
生前のインタビューでもこの点を、
「私が歌う時に私は、あたかも神前で祈るときのように、雑念を払って、心をまっさらにしなければ完璧な藝をお見せすることはできないのです。ですから、お客様を神様とみて、歌を唄うのです。また、演者にとってお客様を歓ばせるということは絶対条件です。だからお客様は絶対者、神様なのです」。

なるほど。
凄い事を言っておられたわけだ。

閑話休題
昨日娘と妻が隣の部屋でTVの歌番組を見ていて、あるレコードレーベルの日本人のラップのグループが歌っているところで「この人達の歌って、皆同じに聞こえるね」と話していた。
それが聞こえたのでワタクシは「それは歌ではありません、音楽ではありません、観客も見えていないし、自分たちも見えていません」と述べたのでした。
で、今朝方その事を、あるレコードレーベルの社長に述べた。

以上。

今日の一言
捨てる神ありゃぁ、拾う神あり
大王製紙はどちらの紙だ?


コラムン1:徒然なるままに記します

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ブログを始めてみることにした。
PC音痴の僕ですが、社内の識者に教えてもらいどうにかこうにかここまで来た。

始めることにしたきっかけは、友人の勧めで先にフェイスブックを始めたことにある。
右も左もわからずに始めたは良いが、どうにもこうにも色々な点で???が多く
それならばとこの手の事の原点に戻り
・・・という表現があっているのかどうかはご了承ください・・・
ブログというわけだ。
まあ日々思う事を徒然なるままに少しの間書いてみようと思う、何処まで続くか・・・。

さて、タイトルのコラムンは僕が今まで勝手に友人に送っていたメルマガみたいな物のタイトルで
今回からは、それに続いて番号を入れた。
僕が大学生のとき文芸春秋から「Number1」という雑誌が発刊され、その後2,3と数字だけが増えて
(うまいタイトルをつけるなーー)とつくづく感心した。
まっ、それにならって数字を付けたわけだ。
本家は既に800号近くになるようだが、1号めの表紙は確か江夏投手だった。
で、今回改めて調べてみたら、特集が山際淳司のあの「江夏の21球」だったということを知って改めて感心。

僕は野球は別に好きではないのですがまあ野球がらみということで、当方も野球ねたから書いてみたいと思う。
以下は毎日新聞の論説委員が書いていたことだ。
今回の巨人のケンカ、読売新聞出身の61歳VS85歳、社会部出身VS政治部出身によるものだが、
ドンに反旗を翻した61歳を応援する声が多いと聞く。
が、それに対して彼は
良い歳をして「改革」なんて言う奴は信じられない、革命するなら、もっと前にしているはずだ。と。
そして曰く「目糞、鼻糞のケンカ」だと、まったく同感だ。

まあそんなバカ騒ぎはどうでも良く、同じく巨人をめぐる東海大学のトレードの投手に関してのおチャラケ騒ぎも
どうでも良いのだが、僕には一点どうしても納得できないところがある。
それは東海大学の対応及びそれに付帯した日本ハムの言動だ。
その投手は最近の就職難対策のために設けられた留年制度を利用して大学に残るということ。まあそれは本人の勝手なので、留年して翌年巨人でも何処にでも勝手に行けばよいのだが、その先がおかしい。
まず、大学が、文科省管轄で厳正に行われている教育制度のはずだが、それがこんな詐欺まがいの施策を認めてよいのだろうか。がんばっても就職できない、でも卒業してしまうと就職にマイナスが多い(このことも今の問題の元凶ではあるが)その為に設けられた、暖かな措置だ。それを今回のようなバカな事項に当てはめること、
最高の学府が共謀するとは、どうにも納得できない。
そしてだ、ここからが今回最も指摘したいところだ。日本ハムは期限ぎりぎりの3月31日まで交渉を続けると言うが、仮に、仮にですよ、その投手が3月30日に「日ハムさん、わかりました!熱意に負けました、日ハムに入ります」と言ったら、その段階で彼はどうなるのでしょう。
よいですか、彼は留年を確定させ、しかも4年生の卒業式はたぶん10日あたりに終わっている。その後に日ハム行きが決まる・・・ということは彼は大学中退で行くことになる。そのことを日ハムはわかって発言しているのだろうか?また、大学側はもしそうなっても特例恩赦で卒業とみなすのだろうか? じゃあ、留年を決めた他の学生が仮に3月末にどこかの会社ににゅうしゃがきまったとしたら、繰上げ卒業させてくれるのだろうか・・・・そんな分けない。

今日の一言:
目糞鼻糞、蓼食う虫も好きずき

最初から熱い内容になりましたが
お読みいただきありがとうございます。
プロフィール

ビバップ犬

CS音楽専門チャンネル、ミュージック・エア(スカパーch.271/スカパーe2 ch.326/全国のケーブルTVで放送中)を立ち上げた張本犬。音楽は主にジャズが好きでドラムも叩ける、と自負する、ゴールデンレトリーバー。オヤジ世代の代表として、上質な音楽を紹介します。

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