東京JAZZ・2013行ってきました。ボブ・ジェイムス&デヴィッド・サンボーン・小曽根真・桑原あい

前に書きましたが
ボビー・マクファーリンが見たくて
東京JAZZを予定に入れいれていた。
ボビーのステージは残念ながら病気で無くなったが
代替えで
ボブ・ジェイムス&デヴィッド・サンボーン
featuringスティーブ・ガッド&ジェーム・スジーナス
このスーパーバンドに
ゲストでラリー・カールトン、ヒラリー・ジェイムス
そして小曽根真が参加したステージを繰り広げてくれた。
代替えと言っては豪華すぎる!!
特に小曽根は二日前にボブから電話をもらい急遽参加が決まったとのこと。
曲は今回来られなかったボビーマ・クファーリンに敬意を表して
彼の大ヒット曲「Don't Worry, Be Happy」を
二人で2チェロズ・・・じゃなかった、2ピアノズで即興で演奏した。
ボブいわく、まったくリハもしていないし「Don't Worry、Don't Miss」でとのことだったが、
内容は誠にユーモラスでグルーブ感満載で最高のパーフォーマンスだったと言ってよいと思う。
そして
サンボーンとカールトンのテクニックは勿論健在、
特に私にとって初めてだったベースのジェーム・スジーナスは
「アコースティックベースが唄っている」と思わず唸ってしまったほどだ。
ただ、ただ・・・
メインのバンドは同ステージで3時間前にすでに本来のステージを終えている、
だからなのか・・・
ボブはプレイヤーとしてよりもコンポーザー評価が高く、しかもお歳も高齢で・・・。
ガッドは、私のもっとも愛するドラマー、だからこそ今回も驚きのひと時を期待したのだが・・・。
彼のプレイは常に崇高なテクニックとその技術があってこそ生み出される斬新なドラミングだ!
彼も歳を取った、
ドラムプレイヤーに円熟味を期待するのは難しいのかな・・・
でもアートブレイキーは
亡くなる直前まであの憎たらしいようなドラミングを披露してくれていたのにな、、
きっと疲れてたんだよ、同日の2ステージ目だったから、と自分を納得させました、はい。

前のステージ
「あい くわばら トリオプロジェクト ai kuwabara trio project 」
これは抜群、一見の価値あります。
http://www.aikuwabaratrio.com/
ピアノの桑原あい
ベースの森田悠介
ドラムの今村 慎太郎(ds)
の若い日本人トリオ。
桑原の若さあふれるパワープレイ
森田の唸る、踊るベースフレーズ
明日の日本JAZZは明るい、
2020年東京オリンピック開催の頃に
彼らは世界を駆けまわっているでしょう、きっと!

フリーステージの
ブラジルから来たカルテット
ダニ& デボラ・グルジェル・ クアルテート
http://dacapo.magazineworld.jp/culture/music/117940/
これも要チェックでした。今後さらに期待しましょう。

今回の一言:
親ばかは世界共通?
私も昨日は娘と二人で行ったのですが
ボブさん
ヒラリー・ジェイムスの一曲、良かったよ。

PS
気になったのが、ボブ・ジェームスのピアノの譜面立てに
i-padのようなタブレットが置いてあった。
譜面でもなく、何だったのだろう?

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