フィル・ラモーンが亡くなった:ビリージョエルらを育てた名プロデューサー


ビリー・ジョエル、ポール・サイモン、ポール・マッカートニー、等のプロデューサーとして14回グラミー賞受賞
した超すぐれた人物
 
フィル・ラモーン
そうなんです、その彼が亡くなった。

私、個人的に
プロデューサーとして本当に尊敬というか、まあ大好きなプロデューサー。
前にブログに書いたデビッド・フォスターと
双璧をなす、というのも変ですが
私の中で二大巨匠、アイドルです。
偶然なのですが
そのプロデュースした数多くの曲の中で
タイトルが好き、邦題が憎い二大楽曲が
この二人によるもので、私の中では「素2大作」と勝手に呼んでいます。

「素顔のままで」(Just the Way You Are)

「素直になれなくて」(Hard to Say I'm Sorry)

で、これまた
私の現役時代の先輩というか師匠というか上司との茶飲み話で
記憶に深く残る会話をして盛り上がったのを思い出した。

・・・ここから先は
わけわからん人にはなんだかわけわからん内容だと思いますが
書かせてください、許してね・・・

デビッド・フォスターもフィル・ラモーンも
双方押しも押されぬ名プロデューサーだけれど
その時、何がよいか、どこがいかの
指摘合戦をしたんです。

「ビリー・ジョエルの、素直になれなくての、最初の
『Don't Go Changing♪~』
の部分は
間違いなくフィルラモーンがビリーに
『このように歌うんだよ』って言ってるよね。
あの歌は
最初のここで、もう完成、
聴く人の心をこの歌い方で捉えようと
確信的に行っている」と。
・・・改めて聴いてみてください。
変というか
とっても特徴的な歌い方なのです、

かたや
「素直になれなくて」(Hard to Say I'm Sorry)
は、サビのところの
「Hold me now♪〜」
のところは
間違いなくデビッド・フォスターが
シカゴのヴォーカルのピーター・セテラ(作曲も)に
『ピーター、ホーーのところ、クレッシエンド、クレツシェンド!』と言ったけれど
物足りなかったんで
MIXの時に
エンジニアのビル・シュニーに『ビル!フェイダーを極端にUPさせなさい』
と指示したに違いないよね」と。
・・・・こちらの方は、後日先輩が直接ビルに聞いて確かめることができた・・・
・・・で、改めて聴いてみてください。
変というか
とっても極端にこの部分だけ、ヴォーカルの音量だけがUPしてるんだから・・・。


Tha's 学:
フィル・ラモーンは
ジュリアード音楽院でバイオリンを学んだ
実はこてこてのクラッシック畑の人だんだ。
深いんょ。


今回の一言:

邦題の心憎いもう一つ
(私の勝手な3大邦題としいます)
ポリスの
「Every breath you take」(見つめていたい)
です!
・・・
素直になれなくて
素顔のままの
君を
見つめていたい
・・・
なんて言われた日にやぁ!!