セロニアス・モンク

200「そう、コラムン200回を迎えました。で、村上春樹」

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そう、コラムン200回を迎えました。で、村上春樹

2011年11月に平日に書き続けて12年の4月に
約半年で100回、
そこから形を少し変えて約1年後の13年の5月、
今回で200回を迎えることができました。
お付き合いいただきありがとうございます。
感謝感謝。

で、一応区切りで何を書こうかな、とぼーっと考えてみた。
多崎騒ぎもひと段落したところなので
そこで畏れ多くも村上春樹のことを書こうと。
ただ、私のつたない知識と感性でブツブツ書いてもなんですので
関係雑誌のご紹介にとどめさせてもらいます。

「ニューズウィーク日本版」
http://www.newsweekjapan.jp/magazine/100650.php
今発売されている
この雑誌で村上春樹の事を、
実によく分析というか解析というか、紹介というか
何というのかともかく取り上げている。
村上春樹が気になる方は(ファンの方だけでなく)
ぜひともお読みいただくことをお勧めする。
実に何故にしてブームを巻き起こすのか
文章、物語だけではなく、その人物像から
本当によく書かれた内容のある物です。

個人的素人見解にすぎませんが
その内容の鋭さは
雑誌の特性から
海外のジャーナリスト、作家、翻訳家達が
寄稿しているという点にあると思う、
アメリカ、ノルウェー、中国、韓国、フランスと。
前にこの場でも書いたことがあるが、
私は数年前、東大の駒場校舎で行われた
村上春樹作品を翻訳している各国の翻訳家たちによる
トークセミナーに参加したことがある(場所が東大の講堂だっただけ)。
その時に初めて強く思ったのは
村上作品は、翻訳されることにより昇華される、
翻訳者たちによって逆分析されるからこそ、
というか
そうされることが必然であるがごとくの文章、ストーリーであるからこそ
面白くなるんだなと。
と、素人のぶつぶつはここまでで
ともかくこの雑誌を手に取ってお読みいただくことをお勧めする。

村上春樹自身
多大に支持されること同時に
大きな批判にさらされる、本当に、まったく。
私はファンと言えばファンですが、
常にブームとか批判に関してはどちらでもなく
So What?であり、面白くも思うしつまらなくも思う、
それだけで大騒ぎしてほしくないよなぁ、というところだ。
作家自身も間違いなくそう思っていると思う、というか
よくエッセイでそのように書いているよね。

今回の一言:
スタンゲッツをはじめ
西海岸の白人ジャズが好き。
私も。
で、
セルニアス・モンクも好き。
私も。
僭越ながら・・・。


PS
本文と全然関係ない話。

遂に見た!!!

昨日の朝
新横浜の駅で
新幹線に乗るときに
列車がホームに入ってきたら
後ろの方からごそごそと一列になって
男性が5人ほどあらわれた。
何か雰囲気が変・・・
改めてみると
列中の3人の腰はロープで繋がれている。
そう!
犯人というか犯罪者の護送の場面に遭遇した!!!
列の前後はスーツを着たごつい感じの男性、いかつい目で間違いなく刑事。
中の三人は坊主頭で、サンダルとか薄汚れたスニーカーを履いてて
服装もなんだか薄汚れている感じで、手錠はしていなかった。
そうそう、なんといっても目つきが悪い。
周りの人もすぐに気が付いて、ホームの上は何だか変な雰囲気になった。
で、
(隣の席とかに座られたらやだなーーー、こわいなーーー)なんて思っていたら
隣の車両に入っていった、みんなが乗車してから、最後に。

本当、ジャンジャンジャーーーンの世界でした。


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166「クリント・イーストウッドだ、彼は私にとって『人生の特等席』だ」

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クリント・イーストウッドだ、彼は私にとって「人生の特等席」だ

クリント・イーストウッドが久々の俳優のみでの登場
・・・というと変な表現ですが、
新作映画「人生の特等席」が公開される。
これは彼を大好き人間の私としては
一言触れずにはいられないのです。
前にこのブログでクリント監督の作品のよさに触れ
バードとセンチメンタル・アドベンチャーという
音楽映画の事を書いたのでそちらもご覧ください。
http://musicair.ldblog.jp/archives/18993787.html

彼は
2008年の作品
「グラン・トリノ」
http://wwws.warnerbros.co.jp/grantorino/#/top
を最後に俳優後進に譲って監督業に専念すると言った。
クリントファンの私としてはとても残念だったのだけれど
本作品で帰ってきてくれた。
それも監督は盟友ロバート・ロレンツに任せて
俳優として専念で登場。たまりませんね。
このロバート・ロレンツはクリントの作品では
「ミスティック・リバー」
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD4355/
「硫黄島からの手紙」
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD9694/
などのアカデミー作品を初め
多くの作品でプロデューサーとして活躍している人物。
まあ、今回は、
「いつか僕も監督ちゅーモンをやってみたいんだぜ、クリント君」
と盟友に言われていたことの、お約束を果たしたというものっでもある。
まあ、ロバートさん、新人としての場を
クリントという大物でデビューできたということは、
そこんところが重大で、十分自分のデビュー監督としての点数を
かさ上げできたことは確かだろう。
内容は・・・年老いた大リーグのスカウトマンと
仲たがいしている実の娘との・・・、
まっこれ以上は見ればわかりますね。

で、この場で私がまだ言及していなくて
触れなくては成らないこと、
そう!映画
「セロニアス・モンク /ストレート・ノー・チェイサー」
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=12841

これはJAZZピアニスト/セロニアス・モンクの記録映画だが
クリントが製作、総指揮をしている(監督は別)
JAZZ、音楽に愛を注ぐクリント・イーストウッド
彼は本当に本物です。

いやーー今回はまたまた偏った内容でした

Tha's学:
クリントというと
マカロニ・ウェスタンというイタリア製西部劇を思い起こす方も多いと思う。
実はこのマカロニ・ウェスタンとは日本独特の言い方で
アメリカやイタリアではスパゲッティ・ウェスタンとよぶ、本当。

今回の一言:
ストレート・ノーチェイサーとバーのカウンターで一度言ってみたいんだけどなぁ・・・
プロフィール

ビバップ犬

CS音楽専門チャンネル、ミュージック・エア(スカパーch.271/スカパーe2 ch.326/全国のケーブルTVで放送中)を立ち上げた張本犬。音楽は主にジャズが好きでドラムも叩ける、と自負する、ゴールデンレトリーバー。オヤジ世代の代表として、上質な音楽を紹介します。

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