阪急阪神第一ホテルグループの食品表示偽装の件

今回は
音楽ともアートとも関係ない時事ネタ。

先日丁度
こうした事態を呼び起こすことに関係するのではないかという話を
友人から聞いてたばかりだったので、案の定と驚いたので
今回はその話題。
話の概要。
ホテルは、
食材に限らず、寝具やそれこそ部屋で使うシャンプー一つに至っても
業者さんから購入している、あたりまえ。
通常は購入先の業者さんを担当部署が厳正に選択しており、
せいぜい部門である程度窓口を統一している程度だそうだ。
これが最近さらに経費削減の流れで、
一流であっても購入もできるだけ効率よく行って
より低く抑えて行こうという傾向が強まっていて
大枠で大雑把になっている傾向が強いとのこと。
ただし友人曰く
各品目の購入というのは
部門ごとに専門性、プロの目を通してこそ安全に購入できることが多い。
一流ホテルなら尚更、一般利用者はそこに重きを置いて利用しているはずだし
効率的にという事は聞こえは良いが、その方法しだいでは一つ間違えると
本来あるべき安全性のファイアーウォールが低くなる事態となり
リスクが増し、ひいては信頼性おも傷つけかねない事態になるのではと指摘していた。

今回の偽装のニュースを見たのは
この話を聞いた翌日だったので、思うところが多い。
勿論、今回の原因がどこにあるのかは
まだ調査中であるので何とも言えないが
いずれにしても
日本人が本来持ち得ているコモンセンス
それを安直な波で押しつぶしてほしくない、
ですがな。

そうそう、今回のニュースは
他人事ではなかった。
私が仕事で毎週のように大阪に出張しているのだが
宿泊するばあいのホテルは
阪急阪神第一ホテルグループのホテルだ。
ただそのホテル、阪急阪神第一ホテルグループとはいえ
ほぼビジネスホテルでレストランなんかない。
なんたって、レストラン代わりに1階にサイゼリアが入っているだけで。
だいたいですね
サイゼリアが
「トリフのムニエルをキャビアとともに」
とか
「朝どり伊勢海老海賊風パエリア仕上げシェフの笑顔添え」
とかだすか?
冷凍を冷凍と(たぶん)
自信をもって提供されているはずだ!
で、そもそも、私は、ココに泊まるが、何も食したことは無いし
だから私にはぜんぜん関係ない話。
だんだん。


今回の一言:
数年前船場吉兆の食品偽装の記者会見で
社長だか、お母さんが息子に聞こえないように指示してた声が
まる聞こえだったニュース映像を思い出した。
マイクが良かったんだな、きっと。
ゼンハイザー、だろう、きっと。