ジョルジュ・ムスタキが亡くなった

23日、ジョルジュ・ムスタキが療養先のニースで亡くなった。

日本のメディアでは
このニュースはそんなに取り上げられなかったように感じた。
もっぱら、
政治家のなんだかんだの発言とか
お好み焼ミックスによる株価暴落のほうが
取り上げるべき事項と判断したんでしょうね、
そんなことまっいいか。
私にとって先週のニュースは
「ドアーズ」キーボード奏者 R・マンザレクの訃報が残念で、
ムスタキの死は悲しい。

代表曲のMa Solitude/私の孤独
を改めて聴いた。
私の孤独、名タイトル、深いですね。
「私は孤独」でもなく「私と孤独」でもなく
My、私の持っている、私自身の孤独・・・
まあ、そんなことは私のようなものが改めて書くことでもないので・・・

彼は
シャンソン歌手とは一線を画している。
作風、風貌、活動、どれをとってもと言っても言い過ぎではない。
あのピアフと愛人関係の時期もあったのにもかかわらず、
同様のイブ・モンタンのようにシャンソンシャンソンしていないのは、
彼の出生にあるのは間違いない。
ややこしいが彼はエジプト出身のギリシャ系ユダヤ人。
だからこそ、なんて、本当に思わせる音楽なんだよね。

ここで、さて、このまま真面目なうんちく言っていても面白くないので
コラムン特有の切り口で1話。
ムスタキとまではいかないが
周知の理解と異なる出身ルーツを持つ、
人々を披露しちゃいます。

That's学:

オードリー・ヘップバーン:イギリス人とオランダ人の間でベルギーで生まれる
アダモ:こてこてのフランス人と思いきやイタリア生まれのベルギー人
さて
ここからが本領発揮
ミヤコ蝶々:生粋の浪速っ子だと思ったら大間違い。東京都中央区日本橋小伝馬町生まれの江戸っ子
藤田まこと:これまた同じく、東京都豊島区池袋生まれ
それじゃあ、逆はというと
森光子:東京下町のおかみさんと思いきや、京都府京都市出身

ここまで書いてきて
だからだんだんだ?と本気で思ってきたので終わりにします。

PS
心配だから調べてみたら・・・
イブ・モンタンはイタリア出身だった、あれまぁ。

今回の一言:
私はこてこての
横浜在住都民です。