コラムン66:椎名誠と東海林さだおと逢坂剛

この三人の作家の著書は
全部所有している、ぜーんぶ。
勿論全部読んでいます。
その辺の話はまた今度するが
今日はコンビニの話題。
(僕はコンビニに行くたびに
なんだかんだと思うことが出てくる、何でかな?)
コンビニというと思い出すのが
東海林さだおが30年ぐらい前のエッセイの中で
当時広まり始めていたコンビニエンス・ストアーのことを
「・・・この形の店ははやるだろう、
そして日本人は流行ったものを略して言うのが好きなので、
このコンビニエンス・ストアーも
そのうち『コンスト』とよばれているに違いない」
と書いていた。
予想が少しだけ外れたのは惜しいが、
先見の明があるというかたいしたものだと。
因みに氏によるエッセーの中から
知る人ぞ知る商品アイデアが提案されて実際に広まっている例がある。
例えば「鮭の骨だけの缶詰」や「銀火丼(かつおの鉄火丼)」などなど。
 で、今日はそんなこととは関係ないがコンビニの話。
会社近くのセブンイレブンでは今まで置いてあったuccの無糖アイスコーヒーが無くなり
1ヶ月ぐらいしたら所謂プライベートブランド商品(pb)の無糖アイスコーヒーが置かれるようになった。
裏を見てみると製造元はuccで何のことは無い、同じものをpbと
表紙を書き換えて売っている。
変だな?と思った、何が変なんだかよくわからんが、なんだか変だ、これは。
しっくりこない。
例えばユニクロのように自社で製造から販売、ことによると資材開発まで
行って価格、品質競争に打ち勝とうというのならわかるが
このアイスコーヒーの場合は(たぶん)今までと同じものを同じメーカーから
数量買取保障で今までよりも卸値を引かせて表札だけ変えて売っているだけ。
そこには仕入れ値のダウンと販売データが残るだけで
(極端な言い方)蓄積されたノウハウは何も残らない。
ちなみにこのようなことはコンビニに限らず
pb全般にわたっているようだ。
例えばインスタントラーメン、
pbだと思って裏を見てみると
明星食品(チャルメラですね)が製造していて
隣に並んでいる明星食品のチャルメラとなんら変わりのない内容だ。
これ以外の商品でもpbはほとんど同様のよう。
企業ってこんなことでよいのだろうか、しっくりこない。
売れればよい、勝てばよいというだけが優先されてきた形に対する
歪みや反省が言われつつある昨今
極端に振れた倫理観や社会性重視の一辺倒論理というのもなんですけれど
そもそもあるはずの企業精神っーんですか
それこそが重要じゃないかな、と。

ps
今朝、電車の中でまたもや
僕の直ぐ横に立っていた女性が
突如として倒れた。
前にも書いたが、今年は1月だけで2人、
3月に入ったばかりでまたもや1人。
今回は話しかけられるまもなく
本当に突如とぶっ倒れた。
倒れるときって頭からなんですよね、
きっと重いからだと思うけれど、
でも本当にドスンと頭から倒れると驚くし
本当大丈夫なのか、と。
結局直ぐに隣の駅に着き、駅員さんに引き継いだのですが
今回も車内の緊急連絡ボタンが押されて
(押した人はどこかに行ってしまい)
結局僕が対応しました。
これで今年だけで3回目、なれたもので
サンダーバート地球防衛隊が本部と連絡を取り合うように
スムーズに連絡報告が完了した。
しかし、年初に1ヶ月で二人の女性が倒れたことに立ち会ったので
今年は24人が予想される、と軽く書いたが
どうも、冗談にならないか、この数字予想は・・・。

pss
まだまだ続く
「ロックの殿堂特集」
今日はピンクフロイド「狂気」
23時半~
http://www.musicair.co.jp/recommend/?id=504