コラムン58:HEY!ブラザー!

やっとインフルの呪縛から解放されました、
いやあ、聞きしに勝る、本当につらいきびしいものでした。

今日は病み上がり、頭が固くてギャグはまったく期待しないでください。
で、数日間
寝ようにも苦しくて眠られず、本とか読む気にはじぇんじぇんなれず、
で、一昨日ぐらいからTVを見ることぐらいは出来るようになり、
昨日はレンタルでDVDの映画を5本借りてきてもらい
ずーっとみていたら、直りました。
こういうときは当たり前というか当たり前で
僕が普段好んで劇場に足を運ぶような単館系の作品は
見る気になれず・・・いや、断じて見たくない、拷問です・・・
かといってあまりにもバカらしいのもいただけず
かといってCGバンバンのものとか、大作とかも体が許さず
まあ、ハリウッドメジャーのそこそこの作品が適してました。
 で、見ていて、何度も出てくるアレ、なんだか気になりだしてきたことが、
「ワーナーブラザースって何だ?」と。
ワーナーだユニバーサルだとごく当たり前に
メジャーの映画会社の名前は知っているけれど
そもそも、改めて、例えば
「ワーナーブラザースって何だ?」と。
ワーナーの兄弟が作ったからその名前だとは知っていたが
改めて調べた。
ポーランドからのユダヤ系移民ワーナー家の子供
4兄弟が20世紀初頭に手を合わせて作った映画会社。
何度かの苦難の末、第一次大戦後映画をヒットさせることをきっかけに
同じユダヤ系金融の
ゴールドマンサックスから多大な融資を受けて
当時有数の映画会社スタジオを買収等々してメジャーに。
まあその後、色々と転々と展開し
近年はCNNのテッドターナーとかAOLとか
いくつかの顛末ストーリは多々ありますが、略。
1990年ごろまでのこのあたりの展開は面白いので
興味ある方は是非お調べください。
で、
現在はタイム・ワーナー・グループとして
メージャーの一員だ。
ハリウッドと金融とユダヤ資本
アメリカを象徴するスキームですね、
いまさら僕が言うことではないけれど・・・
でも、クリエイティブとマネーと民族、
バランスとれてんだよね・・・
というかそれぞれ
奥が深く、スケールが大きく、認識が半端じゃない
の、結果なんだね。

今日の一言:
日本が坂の上の雲を目指していたまさに同時期
あちらがワーナー兄弟、
日本は秋山ブラザースだかね。


THat's学:
「近江兄弟社」って知ってるでしょ。
あれは兄弟が造った会社ではありません。
外人創業者のキリスト教の精神から来ています。
もともとは米国メンソレータムをライセンス受け手作ってたが倒産で権利返上。
今は似たなものを彼らは「メンターム」という商標で
で、ロート製薬が正規ライセンスで「メンソレータム」を製造販売している。
尚、そのロートが後にメンソレータム社自体を買収。