正倉院展2013行ってきました

遂に行くことが出来ました。
仕事で大阪に行くことが多くなり
今回はその合間を縫っての大阪往復で忙しい工程でしたが慣行。
http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2013toku/shosoin/2013shosoin_index.html

素晴らしかった・・・と思う・・が、しかし
何よりも、混んでいた。
毎年混むと聞いていたが、しかし混んでいた。
平日の午後ということで、比較的空いている時間であり
入場制限は無く、並ぶことほぼ10分ぐらいで入館できたが
としても、中は人人人、人で混雑していて
ゆっくりどころか、とても落ち着いて見られる状況ではない。

とはいえども、どうにか、こうにか。
今回展示のメインである
「漆金薄絵盤(うるしきんぱくえのばん)」
をはじめとして
天平の雅が目の前に存在しているという現実を体験できたわけです。
よく言われることだが
1000年以上の時を超えて、こうした宝物が存在し、公開されるという、
それは夢?タイムマシン?という感想は事実。
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是非皆さんも行かれることをお勧めするが
にしても、混んでいる。
今までも日本では話題になる美術展は
(どこから急にこんなに美術ファンが湧き出してきたの?)と驚くぐらいブームが起きる。
モナリザとかビーナスとか近年ではフェルメールとか。
でも贅沢話だがこうした作品はその気になれば現地に行って見れば
落ち着いて見られるという手がある。
しかし、正倉院宝物は、現地はまさにここ、奈良で、ココで見る他に手段は無い。
主催者側も、もう少しこの辺のことを考慮して運営していただくことはできないだろうか。
勿論、気軽に、国宝が見られるという、基本姿勢は歓迎するが
例えば、静観鑑賞時間チケットとかを設けて
申し込み制でそのチケットを持った人のみ限定入場期間を設けるとか。
勿論、値段が高くしちゃいやですよ。
確か昔、桂離宮とかは往復はがきで申し込んで入館したお覚えがあるが
どうでっしゃろ?
それが難しかったら、少なくも開催期間を今の17日ではなくせめて30日にしてもらうとか
関係各位、再考の程を強く要望する次第でありまする!ドンドン!!


双眼鏡は必須です、正倉院展は。
人の頭越しに遠くからみらざるを得ないですし
宝物の詳細な装飾を詳しく見るためにも、本当。


今回の一言:
奈良の公園に鹿がなぜいるのか?
理由の一つが分かった、
混雑でほうほうの体で出てきた私に
公園の鹿の姿が本当に癒しだった。
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